「時代おくれ」

私は音楽が大好きです。
中でもジャンルで言えば、
1950~1970年代辺りの黒人音楽と
昭和歌謡曲が大好きです。


(ブルースで初めて買ったアルバム。
18歳のときでした。
ちなみに今でもブルースでは
一番好きなアルバムだったりします。)

若い頃に比べたらゆっくり音楽を
聴くことも少なくなっていましたが、

最近は聴く時間も出来てきて
なんだか昔を懐かしんでいます。

昨日は河島英五さんを聴いてました。
河島英五さんは名曲がたくさんありますが、
ベタ曲とは言え、やっぱり
「時代おくれ」は名曲ですね。

若い頃から今でもずっと、
こんなおっさんに憧れています。

若い頃、よく遊び、よく語り合った
今はもう他界してしまった親友に
『オマエは
「目立たぬように はしゃがぬように」
のところ以外は、
「時代おくれ」の歌詞のまんまや!』と
よく言われていました(笑)。

細かいところはさておき、
大筋では確かにこんな感じかもしれません。

「時代おくれ」  河島英五

一日二杯の酒を飲み
さかなは特にこだわらず
マイクが来たなら微笑んで
十八番を一つ歌うだけ

妻には涙を見せないで
子供に愚痴をきかせずに
男の嘆きはほろ酔いで
酒場の隅において行く

目立たぬように
はしゃがぬように
似合わぬことは無理をせず
人の心を見つめつづける
時代おくれの男になりたい

不器用だけれどしらけずに
純粋だけど野暮じゃなく
上手なお酒を飲みながら
一年一度酔っ払う

昔の友にはやさしくて
変わらぬ友と信じ込み
あれこれ仕事もあるくせに
自分のことは後にする

ねたまぬように
あせらぬように
飾った世界に流されず
好きな誰かを思い続ける
時代おくれの男になりたい

目立たぬように
はしゃがぬように
似合わぬことはむりをせず
人の心を見つめつづける
時代おくれの男になりたい

作詞:阿久悠 作曲:森田公一

今の時代から見たらこんなおっさん、
まさに時代おくれ。
カッコいいと思われることも少なくて、
笑う人も多いでしょうね。

とは言って、時代が変わっていっても
不変で大切なものもあるとすれば、
やっぱりこんな生き様もアリだと思います。

環境は日増しに変わり、
「生き方」はどんどん変わっていっても
「生き様」はそう変わるものでもないのなら
たまにはこんな曲を
いつもより多い3杯の日本酒でも呑みながら
じっくり聴くといった機会は大事にする
そんな人生を歩みたいものです。

しかし、阿久悠さんの書く歌詞は
本当、素晴らしいな・・・・。

逢いたい人には逢っておく。

何気にカレンダーを見て思い出したこと。

17年前の2003年3月20日。
17歳の時に日本初来日したことをきっかけに
大好きで聴き続け、ずっと憧れていた
ローリングストーンズを初めて
大阪に観に行った日だったことを
思い出しました。

生で観るのは、30歳のこの時が初めて。

長年、片思いだった女性と
初めてのデートができるくらい
ワクワクして待っていました(笑)。

憧れた17歳のときから30年経った今でも
聴き続けているのですから
なかなか一途な片思いです♪

もともと音楽が大好きでしたが
これをきっかけに洋楽を聞き始めました。

ストーンズの初期は
R&RやR&B、BLUESなんかのコピーが
多くて、古い音楽を教えてくれる
教科書のようでしたので、
どんどん先祖返りして深くハマっていく
健全なストーンズファン化(笑)。

20歳になったくらいからは
ジェームス・ブラウンや
レイ・チャールズ、ボブ・ディランなどの
ライブにも行きはじめる早熟な展開。

邦楽も結構、ライブには通ってました。

ただ一番の憧れのストーンズだけは
なかなか観れる機会がなかったのですが、
17年前の今日、夢が叶ったのです。

憧れに初めて触れたことに
あまりにも感動したので
このライブを観たときから
私の中で決めたマイルールがあります。

それは、逢いたい人には逢っておくこと。
逢えなかったと悔いを残すのなら
逢える機会を積極的に作ろう!

仕事もある。
家庭もある。

いつでも逢えるわけでも
もちろんない訳ですが、
またいつか逢えるからと先延ばしにせず、
逢いたい人には自分から機会を作って
逢うようにしました。

毎年逢える人もいますが、
10年に1回くらいしか逢えない人もいます。
でも、過ぎ去る時間を言い訳にして
交流を閉ざすのではなく、
いつ逢うかを決めて逢うことを
心がけることにしました。

なので、この歳になっても
人生において各時代における親友などには
今でも逢えていますので、
とても幸せな人生と思っています。

行きたい所には行っておく。
やりたいことはやっておく。
悔いのない毎日を過ごす為にも
私は逢いたい人には逢う人生を送っています。

なので、ローリングストーンズがもう一度、
日本にやって来たら
私は逢いに行くことはずっと決めてます(笑)。

ミックジャガーも
キースリチャーズも現在76歳。
もう一度、逢えることを祈念。

そして、私が70歳まで元気に生きていれたら
その時には生前葬をして、
逢いたい人にみんな逢おうと決めてます。
もし、向こうが来れないのなら
生前葬の後からでも日本中どこへでも
逢いに行こうかなとも企み中・・・。

最近、思っているのは
元気なうちにみんなに逢いたいので
生前葬を60歳でやることを
早めるかどうかだったりします(笑)。

今日はお彼岸だったりするので
亡き父や亡き親友にも逢いたいですが、
これは叶わぬ思いなので、
故人を偲んで、想い出話でもします。

50年前の奇跡

今回は、完全に趣味の世界です(笑)。

以前にもチラッと書きましたが、
2019年中にちゃんと記事を
書きたいと思っていたら
もう終わりそうなので記事にします。
滑り込みセーフですね。

様々なジャンルで節目になる年ってあります。
洋楽の世界においては、
ちょうど50年前にあたる
1969年が大きな節目だったと思います。

ウッドストックが開催されたり、
ストーンズを作ったブライアンジョーンズの死
なども事件もあるのですが、

何と言っても1969年は名盤と
呼ばれるアルバムが
数多く発表された一年です。

ビートルズのラストアルバム
「アビー・ロード」

ストーンズ最高傑作の一つ
「レット・イット・ブリード」

キング・クリムゾンのデビュー作
「クリムゾン・キングの宮殿」

これまたレッドツェッペリンのデビュー作
「レッド・ツェッペリン」

クリームのラストアルバム
「グッドバイ・クリーム」

あげていくとキリがないのです。
他にもザ・フーの最高傑作「トミー」や
クリーム解散後、クラプトンが結成した
ブラインド・フェイスの唯一のアルバム。

ツェッペリンは1stに続き2edも発表し、
ザ・バンドもCCRも名盤を作っています。

もう凄すぎて、一人で熱くなってます(笑)。

そして、何に驚くかと言ったら
これらの名盤は50年経った今、聴いても
全く色褪せることなく、
古臭くすら感じられないことです。

ファッション等は、
流行り物は1周回ってお洒落ってことも
時としてありますが、
50年間ずっとオシャレってなかなかないです。

ジーンズですらマイナーチェンジを
繰り返していて、ずっと同じって感じは
リーバイス501くらい?
(あんまりオシャレには詳しくないので
厳しいツッコミは遠慮します(笑)。)

何故こんなに50年経っても古臭くなく、
いつまでもカッコいいのかは、
これらの音楽が、現在の音楽の音や在り方の
原点になったからのような気がしてなりません。

ツェッペリンの登場でロックン・ロールが
ロックの方向へ加速し、ハード・ロックへと
向かっていきました。

キングクリムゾンがプログレシブ・ロックの
礎を築いていきました。

1967年発表されたビートルズの
「サージェント・ペッパーズ~」から
始まったコンセプトアルバムの定義を
ザ・フーがより明確にしました。

ザ・バンドがカントリーをより一層、
ロック寄りへ深めていきました。

そして、
ビートルズが楽曲の素晴らしさと共に
絶頂期で終わるカッコよさを教えてくれ、

ストーンズは黒人音楽の素晴らしさと共に
絶頂期からまだ50年続けることの
カッコよさを教えてくれました。


(「ロックするのは簡単だ。
でもロールし続けるのが難しい。」
キースのこの言葉は名言と思います。

ボクシングの
「チャンピョンになる事より
防衛する方が難しい」にも似てますね。)

こうして、今に続くルーツの原点が
この1969年、50年前のこの年に
多く存在したわけです。

この50年は音楽に限らず
どんな世界でも技術や価値観、手法が
どんどん新しく生まれていき
成長したしていったと思います。

反面、新しく変わっていく多くの中で
決して変わってはいけないものも
改めて再確認されていったのも事実。

技術や知識は新しいもののほうがいいのは
言うまでもありません。
実際、新しいものを明確にしていった人が
その世界の第一線にいて
ポジションを築き上げられています。

でも、変わってはいけないものまで
変えてしまってたら、
そのまま居続けることはなく、
5年も経ったら消え去っています。

まさに、ロールし続けるのが難しい話と同じ。

個人的に変わってはいけないものは
何かは思い当たるものはあります。
ただ、言葉で言ってしまうと
陳腐に聞こえそうな気がしますので、
言うことは控えておきます(笑)。

ただ、変わっていけないものが何なのかを
自分でしっかり持っている人の中で、

一層、新しい技術や手法を活かせている人か
不変の考えを更に深堀りできている人が、
いつまでも第一線に
立っているのではないでしょうか?

50年経っても色褪せない名曲を聴いてると
偉そうにそんなことを感じる今日この頃です。
何様だ、俺は(笑)。

ちなみに私は1972年生まれ。
産まれる3年前の1969年の時代の空気を
肌で感じてみたかったですね。
死ぬまでにドラえもんに出逢えたら
タイムマシンで連れて行ってもらいたいです。

「暴れだす」

先日、東京に行った際、
無理矢理に時間を作って、
篠山紀信さんの写真展に行ってきました。

ジョンレノンのラストアルバム
ダブルファンタジーのジャケット写真が
目的で行ったのですが、
迫力ある写真の数々に圧倒されました。

ジョンレノンの写真だけ撮影可だったので
もちろん写真を撮りました。
貴重な体験でした。

こういう展開ならここで
ジョンレノンの話になるのでしょうが、
なぜか今回はウルフルズの話です(笑)。

洋楽邦楽問わず比較的古い音楽が好きで
今、車で聴いているアルバムは
50年前の音だったりするのですが(笑)、
大学生くらいからずっとウルフルズは好きです。

(1969年発表のアルバム。最高!)

と言ってもウルフルズも
25年くらい聴いてますが・・・(笑)。

トータス松本さんが書く詞は
本当に素敵な言霊満載で、
たくさん名曲があるのですが、
その中でも今日は「暴れだす」という
曲のお話をしたいと思います。

青春時代の悩める時代に
ドンピシャ(死語)な歌詞ですが、
おっさんになって聴いても
これがまた胸に刺さります(笑)。

油断して一人で聴いてたら
ちょっと泣きそうになります。

ちなみに歌詞はこんな感じです。

「暴れだす」

ああ 神様オレは何様ですか
どうしていつも まちがえるのですか
悩みはたえず オトナになれず
眠れぬ夜を今夜もまた
ああ 笑ってごまかす 声もむなしく
飛び出すこともできないままに

ああ 胸が
暴れだす 暴れだす
誰かそばにいて

ああ あのコはなぜ笑っているのか
あきれるほどのオレのダメさに
イヤな顔もせず知らん顔もせず
少ない言葉ではげましてくれる
「泣いたりしたら苦しくなるよ」
わかっているけど止まらないのさ

ああ 胸が
暴れだす 暴れだす
どうかそばにいて

もしもあの時
もっと心に余裕があればなあ
今までこんなに
人を悲しませずにすんだなあ
人のために出来ることはあっても
人のために生きることができない

ああ 神様
オレはこれでいいですか
本当に何もわからないままで
オトナになってやることやって
ケガの数だけ小さくなって

ああ 胸が
暴れだす 暴れだす
誰かそばにいて

ああ胸が
暴れだす 暴れだす
どうかそばにいて

(詞/曲 トータス松本)

 

ちょうどこの曲がでた時期に
体調を崩していたこともあり、
ウルフルズの曲には励まされていたので
この曲には時期的にも
かなり思い入れがあります。

当時、独身だった私。

2番の歌詞に出てくる
あのコ みたいな女性に
出逢えたらいいなとよく思ってました。

この曲が発売されたのは14年前。
あれから随分いろんなことがありました。

何とか私も元気に過ごしていて
結婚して2人の娘も授かりました。
さっき娘2人は、おやすみと言って
2階に上がっていきました。

娘が寝た後、私はウルフルズを聴いてます。

「あぁ!私も『暴れだす』は大好きやで。
あの頃のトータスの書く曲は
全曲めちゃくちゃよかった!

・・・・でも、眠いから先に寝るわ。」

ガハハハハハ(笑)。

そう言って2階へ上がっていった
あのコと出逢って12年経った森下です。

手のひらを太陽に

夏休みも今日入れて後2日。

娘たちは宿題もずいぶん前に終わり
悠々と過ごしています。
私が子どもの頃は31日最終日なんて
1日15時間くらい宿題してました(笑)。
娘達を見て偉いなと尊敬しています。

しかし、今年の8月は本当に忙しかった。
毎年、PTAの行事もあるのですが、
今年は子どもの役員も重なりました。

お盆前もお盆後も子ども会の
夏祭りがあったと思ったら
その準備や設営の合間に
秋祭りの打ち合わせが入ったりして
夏なんだか秋なんだかわからない状態(笑)。

この8月は仕事と夏祭りと秋祭りが
ごちゃまぜでした。
後は秋祭り。未知の世界へ突入です。
頑張ります。

精一杯、言い訳した後で一言。
そんな訳で久々のブログ更新になりました♪

そんな慌ただしい中ですが、
前回ブログを書いてからも
いろんなことがありました。

社会人新人時代にお世話になった元上司と
10数年ぶりにお会いしたり、
以前、お世話になった遠方の方が
わざわざ姫路に来られたりとして
昔話に花が咲きつついろんなお話をしました

昔の旧友と会って馬鹿話をしたり、
奥さんともじっくり話し込んだりもしました。

人の数だけ様々な人生があり、
各自、本当にいろんなことがあるんだなと
改めて実感しました。

そんなこと思っていたら
ふとした機会で「手のひらを太陽に」の
歌詞を読むことがあり、
今まで何って思ったことなかったですが、
この歌詞って実は、かなりいい事を
書いているんだなって気づかされました。

作詞は、やなせたかし さん。
アンパンマンのマーチの詞も書かれていますが
これもまた本当にいい歌詞なんですよね。

童謡とかって結構みなさん
内容はスルーされたりしていますが、
よく読んでみると何とも言えない
すばらしい言葉が
散りばめられていることが多いです。

「ぼくらはみんな生きている
生きているから悲しんだ」なんてフレーズ。
人生のコクが凝縮されています(笑)。

詞をじっくり読んでから
曲をじっくり聴くと
本当いい曲だなと気づかされます。

子どもたちは2学期が始まります。
子どもたちは1年に何度か節目があり
切り替えたり、反省したりと
そんな機会がたくさんあります。
節目の2学期のスタートをを最初から
元気いっぱいに過ごしてほしいですね。

我々、大人も
いい事も悪い事も受け入れて
天気も涼しくなってきたことだし、
9月からも頑張っていきましょう!

「手のひらを太陽に」を唄いながら・・・・。

「手のひらを太陽に」

ぼくらはみんな 生きている
生きているから 歌うんだ
ぼくらはみんな 生きている
生きているから かなしいんだ

手のひらを太陽に すかしてみれば
まっかに流れる ぼくの血潮

ミミズだって オケラだって
アメンボだって
みんな みんな生きているんだ
友だちなんだ

ぼくらはみんな 生きている
生きているから 笑うんだ
ぼくらはみんな 生きている
生きているから うれしいんだ

手のひらを太陽に すかしてみれば
まっかに流れる ぼくの血潮

トンボだって カエルだって
ミツバチだって
みんな みんな生きているんだ
友だちなんだ

ぼくらはみんな 生きている
生きているから おどるんだ
ぼくらはみんな 生きている
生きているから 愛するんだ

手のひらを太陽に すかしてみれば
まっかに流れる ぼくの血潮

スズメだって イナゴだって
カゲロウだって
みんな みんな生きているんだ
友だちなんだ

「それが答えだ!」

昨日は、私の47歳の誕生日でした。
お盆の忙しい中に生を授かり、
産まれた時から慌ただしい人生です。

今年は、大型台風直撃なので
家でゆっくりしています。
皆様、台風には気を付けてください。

昨日はFBやLINE、メールで
多くの方からお祝いのコメントを頂きました。
ありがとうございます。
47歳の1年もますます張りきって
元気に笑顔で生きたいと思います。

昨日の晩御飯は、家族みんなから
父ちゃんの好きなご飯でいいよ♪と
言ってもらったので、
モツ鍋にすることになりました。
スーパーに夫婦で買い物に行きましたが、
モツ鍋は自分で作りました(笑)。

ただ、誕生日だったので
洗い物は奥さんがしてくました。優しいー!
47歳の1年も亭主関白全開!の予定です。

このお盆は台風の関係で近場でしたが
予定していた娘たちとの海水浴も中止して、
外出は控えて家にいます。

みんなでジャッキーチェンの映画を観たり、
娘が夏休みの宿題をしている隣で
好きな音楽を聴きながら仕事したり
マイペースな時間を過ごしているのですが、

改めて、自分にとっては胸に沁みる曲、
私の人生のテーマソングとも言うべき曲を
聴いて一人でテンション上がってます。

その曲はウルフルズの「それが答えだ!」
かれこれ20年間、大好きな曲です。

20代は、たいして楽しくもない毎日でした。
20代の下積みや辛い経験は、
いずれ人生の肥やしになると、
若い時の苦労は買ってでもせよ!の言葉を信じて
Mっ気満載な毎日を過ごしていました(笑)。

そんなときに毎日、この曲を聴きながら
仕事終わり、車で家に帰っていました。
毎日0時前後だったかな?
今の時代だと否定されそうな人生ですが、
あの頃はそれが当たり前でした。

大声で歌いながら帰ってました。
弱気になる自分を奮い立たせていたのでしょう。
いつしか自分のテーマソングにしていました。

ちなみに、このときからおおよそ10年後に
奥さんと知り合ったのですが、
意気投合した理由の一つが、お互い
ウルフルズのファンだったことでした。

結婚式前にはライブに行って
神戸国際会館3列目でこの曲も聴きました。
めっちゃ嬉しかったな。

なので、結婚式当日、
一番最初の音楽だった披露宴入場時には、
「それが答えだ!」で入場しました。

そして、一番最後の音楽になる
二次会でやったライブの一番最後に
「それは答えだ!」を演奏しました。

奥さんもこの曲が好きだったこともあり、
人生で最も弾ける日の最初と最後には
自分の人生のテーマソングをかけました。

実際、どの道が自分にとって
正解だったのかはわかりませんが、

47歳の誕生日に
大好きな多くの友人たちから
お祝いの言葉をもらい、

奥さんが洗濯物をたたみ、
長女がピアノの練習をしてて、
次女が夏休みの宿題をしている姿を見ながら

モツ鍋のニラを切りつつ
俺の人生は「これが答えだ!」と
思ったのでありました(笑)。

そういえば、1年前に
アレサフランクリンが亡くなりました。
1年前の自分のブログの記事を読んで
思い出しました。

音楽はいつも自分に大きな力がくれます。
今日も1日、素敵な音楽を聴きながら
台風が去るのを家の中で過ごそうと思います。

ちなみにこれから
ストーンズを聴こうか
ハウリン・ウルフを聴こうか
柳ジョージを聴こうか
テレサテンを聴こうか悩んでます(笑)。

「それが答えだ!」の中で一番好きな歌詞

「うんと飯を喰え
ガハハと笑い飛ばせ
答えは風まかせ 人生はステキー!」

この1年も
うんと飯を喰って、
ガハハと笑い飛ばして
47歳の1年が自分にとって
素敵な1年になりますように・・・・。

こっそり自ら祈念しておきます。

そこに愛はあるのかい?

半年ほど前から
蕁麻疹に悩まされています。

唇に症状が出ると、倍くらい腫れます。
サザエさんに出てくる
アナゴさんみたいになります(笑)。

皮膚科で飲み薬をもらっているのですが、
原因もよくわからないので仕方ないですね。
ちなみに今日はアナゴさんです♪

で、タイトルは昔懐かしいドラマ
「ひとつ屋根の下」より引用しました。

「そこに愛はあるのかい?」

音楽好きなので、考え込まない作業中や
夜、一人で酒を飲んでるときは
youtubeを見ることが多いです。

いろんな音楽を聴いていると
オリジナルはもちろんのこと、
とても素晴らしいカバー曲があります。

そのカバー曲はそもそもの楽曲の良さや
カバーしている人の歌のうまさもありますが、
胸に響くときは前提に
やっぱり歌い手さんがその曲自体に
「愛」があるかないかが大きいように思います。

そのカバーの選曲は、
事務所の社長がしたのかもしれませんし、
周りの誰かが勧めたのかもしれません。

この曲はノリがいいからとか、
この曲は名曲だからとか、
この曲なら売れるからといった
そんな思いがきっかけかもしれません。

例えば、カバーするきっかけが
他人だったとしてもいいんです。

でもカバーする歌手本人には、
カバー曲が大好きであって欲しい、
その曲自体に「愛」があってほしいと思います。

「たいして好きでも何でもないんだろうな。」
「この曲なら売れるだろうからまぁいいか。」
みたいなことを感じてしまうと
どれだけその曲自体がいい曲でも
聴いているほうは冷めてきます。

「趣味」とか「遊び」ならそうでなくでも
こっちが本気になる「仕事」や「買い物」なら
なおさらそう感じるではないでしょうか?

「これを売ったら儲かるから」とか
「これなら片手間でやれるから」とか
そんな気持ちの相手とは
例えそれが見た目、いいもののように感じても
さみしいような気がします。

売る側になったら、人間そう思いがちです。
楽して売りたい、楽して儲けたい。

でも買う側になったら人間なんて勝手なもの。
そうだったとしても
やっぱりそこには
「愛」があってほしいと願うわけです。

ちなみにこの曲のカバーは本当素晴らしい。
最近、1日に1回は聴いています。

楽曲そのものの素晴らしさ、
奥田民生さんの胸にくる歌声、
故、忌野清志郎さんへの敬意なども
すべて感じられますが、
何より民生さんのこの曲に対する「愛」が
最初から最後まで響き渡っています。

やっぱり、カバーに限らず、
暑苦しいとか思われても
本気なことって、
こうじゃないといけないですね。

「そこに愛はあるのかい?」

仕事のこと、家族のこと、友人のこと。

私の大好きな自問自答しながら(笑)
今晩は、この曲を聴きつつ
芋焼酎でも呑もうかと思案中。

ただ、この曲聴いてたら
何杯でも呑めるんよな・・・。
困った、困った♪

ボヘミアンラプソディ

音楽ネタが続くのも恐縮しますが、
書かずにはいられない森下です(笑)。

先日、やっと観にいってきました
映画「ボヘミアンラプソディ」

テレビや雑誌で評判も知っていましたが、
何より音楽好き問わず、
映画を観た友人達が全員、絶賛!

中にはもう3回観にいった友人もいて
なんとしても観たかったので
移動中の合間、東京で観てきました(笑)。

観た感想は・・・・
みんなが言うようにとてもいい映画でした。

ネタバレしてはだめなので
多くを語りませんが、

クイーンの楽曲の素晴らしさ。

フレディ役の俳優さんが途中から
本人にしか見えなくなる錯覚感。

最後のライブエイドのステージが
本物にしか見えない作り方・・・。

クイーンへの愛がいっぱいでした。

(余談ですけど映画の前半、
フレディ役の方がフレディというより

若い頃のミックジャガーに見えましたが、

最後はフレディ以外に見えなくなって
その役づくりにも本当に感心しました。)

フレディが抱えたきた
たくさんのコンプレックスや苦悩。

アフリカで産まれインドで育ち、
移民してきたことの人種差別。
改名してフレディ・マーキュリーとなったこと。
上の歯が多く、前歯が出ていたこと。
父親との軋轢。
メアリーとの日々での違和感?、
それが同性愛者であったこと。

あそこまで成功し認められても
心の底に貼り付いていた複雑な思いが
ぬぐいきれない様子。

そういった思いが積み重なって
「ボヘミアンラプソディ」という
今回の映画タイトルになった曲が
できていった背景みたいなものが
すごく感じられたから
とても感情が入っていったように思います。

映画の中、ライブエイドでのシーン。
最初にこの曲を歌ったとき
私は涙がこぼれました。

ボヘミアンラブソディは
こんな歌詞です。
最初の部分のみ抜粋してみます。

「ボヘミアンラプソディ」

これは現実なのか
それともただの幻か
まるで地滑りに遭ったようだ
現実から逃れることは出来ない

目を開いて
空を仰ぎ見るがいい
僕は哀れな男 だが同情は要らない
いつでも気ままにさすらってきたから
いいこともあれば 悪いこともある
どっちにしたって 風は吹くのさ
僕にはたいしたことじゃない

ママ たった今、人を殺してきた
あいつの頭に銃口を突きつけて
引き金を引いたらやつは死んだよ
ママ 人生は始まったばかりなのに
僕はもう駄目にしてしまった

ママ ああ ママ
ママを泣かせるつもりじゃなかったんだけど
明日の今頃になって僕が戻らなくても
今のままで生きていって
まるで何事も無かったかのように

もう遅すぎる 僕の最期が来た
体中を震えが走る
体中が苦痛に責めたてられる
さようならみんな 僕はもう行かなくては
あなた方の元を離れ真実と向かい合う時だ

ママ ああ ママ
僕は死にたくないよ
時々考えてしまうよ
いっそのこと生まれてこなきゃよかった

(詞:フレディ・マーキュリー)

誰しも悩みやコンプレックスはあります。
でも、それを乗り越えるというより、
事実は事実で受け止められないと
いつまでたっても何かのせいにしかできず
ずっと苦悩し続けてしまいます。

私も後10cm身長が高かったら・・
と思ってばかりでしたが、
たぶん10cm身長が高かっても
考え方が変わらなければ一緒なんだろうなと
言うことは30歳過ぎたあたりに
なんとなく気づいたりしています(笑)。

この曲も最後の歌詞は

「何もたいしたこと無い
誰もが知ってることさ
たいしたことじゃない
本当に僕にはたいしたことじゃないさ
どっちみち 風は吹くのさ」
と言って終わります。

ボブ・ディランも
「(人生の)答えは風の中で舞っている。」
と歌っていますが、

私はたった一人でいいから
自分を認めてくれる理解者と出逢えたら
自分のことを受け入れられるように
自分で自分にOKが
出せるのかなと思っています。

それがいつどこで出逢えるかわからない。
だから風の中なんだと勝手に思っています。

フレディは出逢えたけど
パートナーがメアリーであって、
メアリーでないところが
苦悩の根っこだったのかもしれませんね。
映画をみてそんな気がしました。

私は人生で
一人のパートナーと
一人の親友と
一人の恩師に巡りあえたら
素晴らしきものと思っています。

ありがたいことに人生振り返ったら
巡り合えたように思います。
後は、そのことに感謝して
自分自身のOKが出せるように頑張ります。

しかし、この映画はよかったな。
こんな映画に出逢えたこともラッキーですね。

キャッチコピー

12月になって
暖かい日もあるなとか思っていたら
翌日、メチャクチャ寒かったりします。
出張の時の服装にとても困っています(笑)。

先日、出張先で時間つぶしに
お店に入ったときのこと。
有線だと思うのですが、
懐かしい曲が流れていました。

その曲のタイトルは
「KISSIN’ CHRISTMAS」
私が中学2年生だった32年前(!)
テレビ番組の企画で作られた曲です。

番組目は「MERRY X’MAS SHOW」

人気ミュージシャンが勢揃いした音楽番組。

司会は当時、人気絶頂の明石家さんまさん。
さんまさんは32年後の今も人気絶頂。
本当に「お笑いモンスター」ですね(笑)。

エンディングの曲が
詞を松任谷由実さん、曲を桑田佳祐さんが
作ったこの日限りの曲だった
「KISSIN’ CHIRISTMAS」でした。

当時、レコード化する予定はないといった
ふれこみでしたが、
桑田さんが歌って音源になっているんですね。

その懐かしい曲が流れてました。
(当時、録画したものをビデオテープで
何百回って観たので、今も口ずさめます。)

曲も演奏も当日唄われた
歌手の方々ももちろん素晴らしいのですが、
この曲は歌詞がとても素敵です。

中でも特に素敵なフレーズがあり、
それは1番のサビの最後のこんな言葉でした。

「今年の想い出にすべて君がいる」

たったこの一行のフレーズが
田舎の坊主頭で中2だった私の心を
鷲づかみにしたのです(笑)。

たった一言の言葉なのに
今もその言葉が相手の胸に残っているって
スゴイことですよね?

このときも今も思うことがあります。

伝えたいことを相手に
うまく伝えることって難しいです。
あーだこーだと言葉の数が増えても
いいたいことがうまく伝えられない。

簡潔な言葉で相手に伝えられることって
本当に難しいです。

その思いを一言で相手に伝えられることは
本当にスゴイなと思っています。

キャッチコピーがまさにそうですよね。

(若い時に一瞬、
コピーライターになりたいとか
思った時期があったように思いますが、
語るほどに恥ずかしく赤面してしまうので
なかったことにしておきます・・・(笑)。)

ちなみに有名なキャッチコピーの中なら
「恋は遠い日の花火ではない」とか

「NO MUSIC,NO LIFE!」とかありますが、

個人的に一番、一言で
相手に言いたいことを伝えている
名キャッチコピーは
仲畑貴志さんが作ったこのコピーと思います。

「ベンザエースを買ってください。」

どうですか?この超ド直球(笑)!

しかもCMに出ているのは
当時、人気絶頂だった小泉今日子さん!
面と向かって言われたら
「はい」としか答えられないですよね(笑)。

(といっても私は
ルルをよく買ってましたけど・・。
ハハハ♪)

なので話が長くなりがちな私は、
伝えたいことが簡潔に
相手に伝えられるように
日々、気をつけていきたいと思います。

伝えたいことを日常の会話でも
キャッチコピー化できたら素晴らしい!
なので、話が長くなってきたら
「手短に!」とツッコんでくださいね。

夏の終わりに・・・