年明けの楽しみ

年末年始は何かと慌ただしいので
観たいテレビは録画しています。

年末年始の早朝は落語番組が多いので
最近、時間を作っては
録画していた落語を観ています。

故 立川談志さんは
「落語とは人間の業の肯定である」
と言われました。

人間は親孝行だの勤勉だの言うけれど
落語に出てくる人間達は
そんなものは嘘だと知っていたのでは?

人間とはもっと弱いもので
働きたくない、楽して金儲けしたなどと
思っているものであり、
落語はそういったことを肯定している。

確かこんなことを言われていたと思います。
要は人間はどうしようもないものなんだと
弟子の談慶さんも説明されていました(笑)。

落語は素晴らしい芸術であるとも思いますが
もっと身近でもっと気軽な大衆芸能であり、
古い過去のモノのように見えて
実は今にも通ずる不変なモノとも思います。

今の日常生活に沿わないようでいて
人間関係においてはヒントが多く

営業だの人前で話すことだの
対人関係のコミュニケーションにおいては
特に凄い勉強になるものと思っています。

でも本当はそんな難しいこと考えず
もっと気軽に楽しんだらいいんですよね。

youtubeなどでも簡単に見れる時代なので
年末年始のテレビ番組で
わざわざ観なくてもいいと言われそうですが、

自分で見る噺家さんを選んだら
それまでの知識経験の中でしか選べず
噺家さんが偏ってしまいます。

要は新しい出会いを自ら無くしかねない。

なのでこういう機会で
いろんな噺家さんを見て
新しい出会いを増やせれたらなと思います。

もちろん日常でも同じこと、
新しい出会いがありますように・・・。

今年は寄席にも もっと行きたいですね。

「言葉の使い方」

緊急事態宣言も延長されました。
仕事以外何もできない状況なので
結局、読書三昧の森下です。

連休だったこともあり
仕事に限らずいろんなジャンルの本を
暇を見つけては乱読してたのですが
読んでてとても共感したお話がありました。

伝説の刑事と言われた大峯泰廣さんの
取調べの裏話が書かれた本「完落ち」

大峯さんは、ロス疑惑やサリン事件など
数多くの大事件に関わってこられました。

連続幼女誘拐殺人事件の犯人だった
宮崎勤の自供も大峯さんが取られたのですが
その取調べの話の際に書かれてた
「調べの極意」がとても興味深いものでした。

大峯さんは「調べの極意」は
3つあると言われています。
その3つめが私はとても腑に落ちました。

1つめは「間合い」
2つめは「タイミング」
そして3つめが「言葉の使い方」

この「言葉の使い方」って言うところがミソ。
言うのは易いが、やるのは難しいものです。

例えば、セールスにおいても
「やらないといけないこと」や
「言わないといけないこと」って
案外、誰しも分かってたりするものです。

でも、売れる人と売れない人に分かれる。

例えば、「契約してください」って言葉は
誰しも言わないといけないと分かってますし、
似たようなことは言えますが、
売れる人は、はっきりと言えてますが
売れない人は遠回りな表現だったり、
何よりきちんと言えてなかったりするものです。

そういったことが言える空気を作り
適切なタイミングを計って
はっきりと明確な言葉で伝える。

書くのは簡単だけど
実践するのは難しいものです。

実際、日頃は高圧的な態度で
ズケズケ言うような人でも
営業や販売の場となったら
明確な言葉でお客様に
全然言えない人が多かったりもします。

そんな人はそもそも
お客様にも言葉の使い方が高圧的すぎて
ちゃんと言えない以前に
嫌われて商談が終わる人も多いし、

逆に言葉の使い方が頼りなさ過ぎて
期待感が全く無くて
嫌われることも多いから本当に難しい(笑)。

そう思ったら
相手に正直な気持ちを話してもらうためには
①「間合い」
②「タイミング」
そして③「言葉の使い方」

本当に<言い得て妙>な極意です。

昔、読んだ田中角栄さんのエピソード。

「カネは心して渡せ」
人にカネを渡すときは頭を下げて渡せ。
くれてやるといった態度が少しでもあれば
そのカネは死にガネになる。

これこそまさに
間合い、タイミング、言葉の使い方に注意した
究極の実践例のような気がします。

もうすぐ私も50歳。
世間でいう「年寄り」の域に入ります。
粋なジジイになれるように
今から心掛けておきます。

商売繁盛の神様

今日は、商売の神様のお話を…。

東北地方と言うか仙台市には
商売繁盛のご利益があるとされる
「仙台四郎」なる神様がいるそうです。

実在した人物のようで、
今でも仙台ではある種、キャラクター化されて
「四郎自身が選んで訪れる店は繁盛する」と
いろんなお店で祀られているようです。

先日、夕食を食べに行った飲食店で見かけ、
仙台四郎のことを知っている知人に
そのことを教えてもらいました。

ちなみにこの仙台四郎さん、
私とかなり似ていて、笑ってしまいます。
奥さんにも娘にも言って写真みせたら
「似てる。」と笑われました。


(仙台四郎さんです)

若い頃ならそう嬉しくもないですが(笑)、
いい歳になってくると
商売繁盛の神様に似てるというのは
悪い気はしませんね。
むしろ、商売している身としては
ありがたい話と思います。

実際の話。
奥さんによく言われるのですが
旅先や外食で、私と一緒に行った飲食店は、
空いているからと入店した店も
食べ終わって帰るときには
お客さんでいっぱいになっていることが
多々あるようです。

仙台四郎さんのエピソードを話した時も
「一緒やん。」と言われました。

実はこの話、高校時代から
自分自身も思っていました。
なぜか私の行った店ってお客さんが
後からたくさん入ってくること多いのです。

そんな背景があり、
商売繁盛の神様で、
なおかつ見た目が似ている・・・。
他人とは思えませんでした(笑)。

子どもの頃から友人にも恵まれ
社会人になってからも
本当にたくさんの目上の方やお客さんに
可愛がってもらう毎日です。

何より、ステキな奥さんもいて
可愛い娘も2人いるのですから
人生ヨシ!としないと怒られます。

そんなこともあり、これから
「姫路四郎」と名乗るか思案してます♪

若い頃は、
「もっと背が高く生まれたかった。」
「もっと男前に生まれたかった。」
と思いましたが、
「周りに人が溢れている」ことの方が
全然、ラッキーですね。
(そう思えるには時間がかかりましたが(笑))

これからも商売繁盛のサポートができるよう
仕事に家族、友人関係に頑張ります!!

どの住宅ローンがいいのでしょうか?③

引き続き前回、前々回の記事の続きです。

「住宅ローンを借りる際に知っておいてほしい
3つのポイント」の2つ目です。

2つ目は、
「借入は看板だけで決めず窓口でも決めること」

ネットを見れば簡単に条件は比較できます。
正直、思うのはどこで借りても
変動型や固定型の違いがなければ
結果、それほど大差がないのも事実です。

昔は皆様の属性や勤務先、建築会社によって
ローンの条件が変わることはありました。

組合がある会社にお勤めなら
「ろうきん」が条件がいい時代もありました。

長期間の固定ローンの商品が
各金融機関ともほぼなくて
10年固定が最長くらいの時代に
「UFJ銀行(当時)」が20年固定型の商品を
出していた時期もありました。

「某金融機関と提携しているので
弊社で建築なら金利優遇幅が大きいです。」と
言う大手メーカーもありましたが、
実際は私が営業してた工務店などで建てても
条件が一緒なことも多かったです。

フラット35の前身のような住宅金融公庫は、
当時、建物代には使えても
土地代では使えなかったので
今のフラットのように土地代分と一緒には
借りれませんでした。

ただ、土地代にも使える固定型商品
今のフラットに近い商品で
「しんきんGOOD住まいリング」とかも
ありました。今もあるのかな?

ただ、フラット同様、窓口業務が主で
実入りが少ないこの商品。
信用金庫なら本当はどこもOKなのに
「めんどくさい、儲からない」
そのせいか窓口で「貸しません。」と
断られたことは何十回もありました。

そしてその金融機関の本部に乗り込んで
融資をつけたことも何十回もありました。
なので私は担当者には
嫌われてたでしょうね(笑)。

でも、営業マンはお客様の味方になるのが
当たり前だと思います。

今はそんなに偏ったこともない時代なので
どこの金融機関でも安心して
借りやすくはなっているのです。

ただ、住宅ローンというのは
特殊と言うか
経験を積まないとなかなか難しいものです。

窓口で何件かに携わったからといって
慣れて提案できるほど簡単ではないです。

住宅会社の営業マンのほうが
金融機関の窓口の人より
何かと経験して詳しかったりするのも事実。

それにA銀行の担当者に相談すれば
A銀行の商品しかアドバイスしてくれませんが、
営業マンはどこの金融機関で
借りられても結果構わないので
A銀行とB銀行とC信用金庫でいいものを
教えてくれることもポイントです。

最近はどこでも「ローンセンター」を作り
専門の担当者をいてくれますが、
そのローンセンターの担当者でも
経験の浅い人がいたりして
何回も何回も提出書類を言ってきたり
記名押印の書類をお願いされたりして
うんざりすることもあります。

その点、本当にしっかりした担当者なら
そんな煩わしさもなく最低限の回数で終るので
手続きが本当にスムーズです。

各金融機関の商品に金利差がほぼないのなら
きちんとした担当者にしてもらったほうが
ローンも問題なく進みます。

平日に休みにくいお仕事をされている方は
特に思います。

金融機関側の都合で
何度も足を運んでもらうことによって
その持って行き場のない怒りが
建築会社に来ることもあり、
困ったことは結構ありましたね(苦笑)。

金融機関によっては
事前審査という最初のお伺いをたてて
OKをもらってから
特に何も変わってないのに
本審査ではねられることも
ゼロではないから怖いものです。

10年以上前、某有名な金融機関の担当者に
とんでもない目に合わされて
家が完成してからも引渡できず
4ヶ月以上引きずり回され、
金融機関の不手際なのに
私が近隣の家に何回も謝罪にいき
最後に土下座までして
なんとか融資が実行になったこともありました。

仲介をした不動産業者さん以外は
特に手を差しのばしてくれる人もなく、
辞表を胸のポケットに毎日入れて
きちんとケリをつけれたら辞めてやる!と
胸に思いつつ仕事をしていたのは
今ではいい思い出ですね(笑)。
頑張れ! 昔の俺♪

ちなみにその担当者は
謝罪や説明の場に
1回も出てきませんでしたが・・・。

実際、給与振込みしている金融機関で
借入されたい方も多いでしょうが、
前回のFB紹介記事でも書いたような
フラット35を使うときに土地代金分は
貸してくれないところも多々あるので
窓口での対応も実は大事になるのです。
(私が仕事してた姫路では
知る限り4つの金融機関だけでした。)

慎重な方、真面目な方ほど
看板より窓口で決められたほうが
安心なのも事実ですから。

「金利が安けりゃそれでいいんだ。」と
言われる方には、全然参考にならないかな?
でも、ローンは損得だけではないと
思っているので
金利・条件だけではないなとは、
22年営業してたらしみじみ思います。

今はその差があまりない時代なので特に。

なので、建築される会社の営業マンに
その地域でしっかりした窓口のいる
金融機関はどこか?を聞いて、
お任せするのが
一番いい方法ではないでしょうか?

こんな感じでまとめてみました。
2つ目も熱く語ってしまいました(笑)。
すみません。
次回に3つ目のお話を書きますね。

ご挨拶

昨年度末に新しく立ち上げたブログ。

年明け2018年早々から更新する予定でしたが、
1月2日に叔父が亡くなり、お通夜や告別式が行なわれ、
その後には、39.1℃の高熱が出るなどして今日の更新となりました。

さて、いきなりの言い訳から始まりましたが(笑)、
新年早々いろんなことが起きていますが、
個人的に一番ビックリしたのは、
星野仙一 元監督が亡くなられたことです。

私はいろんな例え話をするのが好きなのですが、
殊更、野球に例えてお話することが多いくらい
プロ野球が好きです。

好きだから例えるというより、
野球の世界は、エピソードや裏話が多く、歴史もあり、
例えやすいから好きといったほうがいいかもしれません(笑)。

例えば、星野監督も故 仰木監督も
「理想の上司」ランキングにあがるほど人気がありますが
実際は好き嫌いも激しく、相手を見切ることも多々あり
我々が描く人物像とは、かけ離れている側面があったりすることも
多かったようです。

私はそんな側面が人間臭くて、逆に好きなのですが、
人によってはビックリするような話も多々あるのも事実。

それもこういった裏話などの書物などは多数あるから
知りえることがあるのであって、
プロ野球の世界に限らず、そんな人間ドラマを
知ることができる世界が大好きです。

なので、私の話は
プロ野球やプロレス、音楽といった裏話の多い世界で
例えられることが多くなるのは、
あらかじめご理解頂きたく思います。

こういったノンフィクションには
フィクションには無い、実践に基づいたヒントが多くあります。
それを参考にいろんな話もしていきたいと思っています。

本日はご挨拶まで。
これからいろんな話を更新していきますので
よかったらこれからもお付き合いください。

森下泰成

ブログを始めました。

はじめまして、森下です。
本日よりこちらで新たにブログを始めます。

仕事のことはもちろんのこと、
趣味を絡めての話や家族のことなど
いろいろと書いていこうと思います。

何卒よろしくお願いします。