時刻を守れない人 時間を守れない人

約束の時間を守れない人はいけない。

もちろんその通りなのですが、
時刻を守れない人には手厳しいのに
時間を守れない人には結構甘いのが
世の中だなって思う時があります。

例えば、営業の世界でも
「何時間でも話せたらいい。」
「何回でもお逢い出来たらいい。」
そう思ってる人が多い。
その方が契約できると思っている人も。

でもこれってまだ機は熟してない
お客さんにしたら本当嫌われますよね。
間違った営業とさえ思います。

嫌いって言葉で言われてないだけで
まず好かれてはいない。
好かれてないと買ってもらえないのが世の常。
でも、やってるほうが
そう思ってないから困った話。

2時間話し込んでも次のアポがとれない。
何回もお会いしてるのに結論が出ない。

これって打つ手無しな状況なのに
そんな風に思えない。
この事実が大きな問題。
だってこれって好かれてない証拠。

ただ先方が優しいからか、
チヤホヤされて嬉しいだけか(失礼)、
暇だからなことが多いのですが、

好かれないと買ってはもらえないという
見たくない現実を受け入れないといけません。

何か月も引っ張って
数か月後に満を持して断られるか、
音沙汰がなくなり結果、他決されている。
例外があるとはいえ9割9分同じ展開。

ともすればやっぱり
反省して変えないといけない。
でも変えれない人が多いのも事実。

そんな時は少し見方、考え方を変えて
人の大切な時間を奪ってはいけないと
改めて肝に据えてみるのもいいのでは?

時刻を守るだけでなく時間を守る。
その時間は自分にも相手にも
限りのあるものだから。

話が途中でも時間が来たら
終わらないといけない。
その時間内で終われなかったのは
自分の段取りミスでしかない。

自分の都合で長引くことの言い訳や
反論はしてはいけない。

「大事な話だからこそ時間をかけたい」
「そんな簡単に結論つけれる話ではない」
これを言い訳と肝に銘じないといけない。

貴重な相手の時間を奪っていい権利はない。
そう思えた時にだけ変われるような気もします。

偉そうなお話してすみません。
でもいろんな人をお会いしてきて
成果を出せる人と出せない人の違いは
この部分が多いと感じるのも事実です。