成長するチームに必要なのはお手本。

以前にも根本陸夫さんのお話は
書いたことがありますが、
改めて書きたくなったので記事にします。

組織には、見本と言うか
お手本になる人が絶対必要という話。

根本さんはプロ野球界で裏業師と呼ばれた人。
広島、西武、ダイエーで監督やGMを務め、
弱小球団を勝てる組織まで育てて譲り、
黄金時代の土台を作ってきた人。

導入期と言った最初の組織づくりに長けてて
そのチームマネージメント論に感動して
私は大学時代の卒論で書いたほど
かれこれ30年間位、尊敬してる人です。

負け犬根性が染みついたチームを変えるには
勝ち方を知っていて、華も影響力もある
精神的支柱になるリーダーが必要と
血の入れ替えを率先してされました。

西武時代は阪神から田淵選手を
ダイエー時代は西武から秋山選手を獲り、
土台作りを完成させたのです。

ダイエー時代の秋山選手の獲得には
かなりの出費となりました。
これからがピークを迎える
野手と投手の中心選手を出してまで
なぜ峠をこえかけた秋山選手を獲得したのか?

目先のことで考えたら
こんな入れ替えしなくても
少しは勝てたでしょうが、
数年先に優勝できるかと言えば
おそらく無理だったと思います。

何故なら誰も勝ち方を知らないどころか
勝つ喜びすら知らないのですから。

優勝することがどれだけ嬉しいか?
目標達成することがどれだけ意味があるのか?
味わったことのない人間には
どうしていいのかわからないものです。

ちなみに「甲子園出場常連校は
なぜメンツが変わっても出場し続けるのか?」
に意味合いは似ていますね。

今まで一度も甲子園に出場したことない学校は
そもそもどれくらい練習したらいけるかなんて
正確な目安を想像すらできないです。

でも、常連校になると
「甲子園に出場した先輩たちは
毎日10km走っていた。」とか
「素振りを500回してた。」とか
具体的な数値で目安が代々伝わっていきます。
これが伝統になり、みんなの行動の目標に
なっていくのですから、これは強いです。

大きな目標にたどり着くまでの
具体的な行動や練習の小さな目標が分かってて、
それをひたすら練習するのですから
みんな理にかなった根拠ある練習になり
やっぱり目標には限りなく近づくでしょう。

勝つ喜びの前にこうやったら勝てるんだと
そのやり方を知っていないと
なかなか成果はでないものですから。

ダイエーに来た秋山選手は実績も
華も優勝経験も多数あるスター選手。

「成績を残している選手は
普段どんな練習をしているのだろう?
練習態度や取り組む姿勢、みんなとの接し方。
手本となるべくして見せることを心がけた」
と言われていたのを聞いて、
長期的視野で目標達成するのなら
やっぱり核になるお手本になる人は
必要なんだと思うわけです。

併せて言うのなら
いくら今、実績があっても
チームの輪を乱したり、ルールを守らない人は
長期的にみたら邪魔なので
どこかで見切る勇気と準備はトップは必要。

とは言え、解雇することが
難しくなってきた現在では
そもそも最初にそんな人をとらないといった
採用基準が大事になってくるとも思います。

秋山選手以降も根本さんは
西武黄金時代の勝つ喜びと勝ち方を知った
石毛選手や工藤選手を獲得していきます。

そして、その空気感が変わってきてから
数年後のダイエー黄金期の主力選手になる
小久保選手、城島選手、斉藤選手、井口選手、
松中選手、柴原選手、篠原選手等を
5年間のドラフトで一気に獲得して、
赤へル旋風広島カープや
90年代西武ライオンズ黄金期と同様の
素晴らしきチームを作ったのです。

若い選手達は秋山選手や工藤選手の姿を
ずっと見ていたと秋山選手が言ってました。

この押し引きというか
タイミングと言うか本当に絶妙で
根本さんの真骨頂である「人集め」が
大きく花開いたわけです。
やっぱり凄い人ですね。
改めて、感心し大好きになりました。

あんな大きな組織と自分たちの会社を
比べること自体、無理があると考える人も
いらっしゃるでしょうが、
どの組織も利益を上げ存続していくことは
共通の経営テーマとするのなら
「お手本」は誰なのか?
勝つ味を知っていて教えてくれるのは誰?
勝ち方を具体的に知っているのは誰?

それが社長でも外部の人間でもいいのですが
そんなコーチ役が必要なのは
どんな組織も一緒なのだと思います。

組織で甘やかされたり、えこひいきされる人は
優秀だからでなく、特別扱いしないと拗ねて
面倒くさい人がほとんどです(苦笑)。

でも、本当は手本になる人こそ
特別扱いされるべきです。
でも手本となる人は、
えこひいきされることを
組織としていい事とは思わない訳ですから、
やっぱりお手本なわけですね(笑)。

トップはそんな人をきちんと誉めてますか?
お金もですけど言葉で認めてあげないと
別の場所の手本になってしまいますよ。

「あいつはそんなフォローしなくても
分かっていてくれるよ。」と言ってて
去って行った人はいっぱい見ました。

短期的視野で問題児を特別扱いせずに
長期的視野でお手本の人をいい意味で
特別扱いすることは、
黄金時代を作り続けた根本さんの根っこ。

やっぱり見習わないといけないニュアンスが
いっぱいある人です。
今晩、久々に根本さんの本を読み直します!

「縁」とは偶然な必然

昔、野狐禅っていう2人組の
ミュージシャンがいました。
解散後も竹原ピストルさんはソロで
活躍中のためご存じの方も多いかと思います。

数多く発表された楽曲の中に
「ならば、友よ」という曲があります。
この曲を先日、聴き直して
いろいろと思う事があったので
今回書いてみることにしました。

この曲は、
「夢」という言葉は、あきらめた人が
「青春」という言葉は、立ち止まった人が
発明した言葉だから
友と「夢」や「青春」を語り合うのは
死ぬ間際でいいやといった内容の
なんとも熱い曲であります。

私自身、当時の背景もあり
とても心に残った曲なのですが、
その中でずっとひっかかっていた
歌詞の箇所がありました。
そこはこんな歌詞でした。

【結局、上手いこと寝つけないまま迎えた
朝っぱらの朝っぱら
半ばイヤがらせチックに、オマエに
メールなんぞを送ってみれば
バッチリ返事が返ってきやがったもんだから
思わず吹き出しつつも、ちょっくらオマエに
本音を語ってみようかと思った】

言わんとしていることはわかります。

このような理屈じゃないきっかけで
友人と関係性が深まったことも私もあります。

たまたまタイミングがあったこと自体が
もう縁があったことなわけで、
うまくいく関係性ってそもそもこんなものだと
理解して受け止める自分もいました。

ただこれを理屈で説明しようにも
ニュアンスもあり難しい。
なかなかうまく説明できない事だったのですが
その理由をを立証してくれるような話を
知る機会がありました。

それは幸福研究をされていた
心理学者 セリグマン教授が
あなたが80歳になったときに
元気で幸せかどうかを予測する魔法の質問を
紹介してくれているもの。
それはこんな質問でした。

「あなたに朝の4時に電話をして、安心して
悩みを打ち明けられる相手はいるだろうか?」

この答えがイエスならノーと言う人より
長生きできる可能性が高いのだそうです。

ちなみにこの事実を発見した
ハーバード大学の精神科医バイヤン氏は
愛される力が大事で、人間関係こそが
幸福と長生きの鍵と言われてます。

この話を照らして考えてみたら
朝っぱらにいきなりメールを送った相手が
返事がくれたことは、偶然とはいえ
本音を語れる相手だと思ったとしても
納得してしまう話だと思うわけです。

昔、私はお客様と出逢った時や
研修でたまたま隣の席になって話した方に
「縁」とは偶然な必然を言います。
 あなたさまと逢えたこと感謝します。
とハガキに書いて送っていました。

偶然の出会いを、たまたまと取るか
縁と思って素晴らしき機会と思おうかで
人生大きく変わるように思います。

物は取りようで大きく人生が変わるのなら
自分が体験するすべてのことは
意味があることだと思って生きたほうが
楽しい気がするのは私だけでしょうか?

幼馴染や高校や予備校、大学時代の友人
社会人になったときの同期達も
すべての付き合いの中に
今でもつきあいのある友人がいます。

彼らと1年に1回づつでいいから
酒を呑みつつ、語り合える機会を
作ることが人生の肥料ならば、
歳をとったことや時間があいたことを
出来ない言い訳にする前に
まずは逢えることを大事にしていきたいです。

桜の花を見ることを言い訳にして
酒を呑む花見客のように(笑)
昔の友人とも会える心のゆとりは
いつまでも持っていたいですね。

海賊がどうして成功したか・・・

今年の梅雨は雨が続いています。
全国で大きな災害が起き、
多数の死者、避難された方がでています。
みなさん、気をつけてください。
1日も早い復旧をお祈り申し上げます。

先日、知って納得したお話。

人間関係を良好に継続するために
「信頼」や「協力」が重要なのは、
子どもでもわかる話ですが、
大人の自分が本当にそれを理解して
日々の人間関係で
実行できているかと言われたら
できていないかも?と
思ったりした先日の昼下がり(笑)。

卑怯な駆け引きしてみたり、
ささいなことだったとしても
相手を顧みない自己主張をしていないか?
自分の行動を見直してみました。

ちなみに無法者でもギャングでも
生きていくためには
「信頼」と「協力」の重要性は
知っていて接していたようです。

なかでも驚いたのは、
乱暴者に見える海賊が
どうして長きに渡り成功したかと言ったら
一番の理由は、
手下を丁重に扱っていたからそうです。

実は海賊の社会は
かなり民主的な世界だったらしく、
成果を出せば報奨金を出すし、
ケガをしたら手当てを出して補償し、
報酬ですら船長も船員も大差なく
分けあってた模様。

「もっと野蛮ではなかったの?」
「もっと上の人は偉そうではなかったの?」

そう勘違いしている人が多いでしょうが、
実際はとても大事にしあっていたようです。

ちなみに海賊の
荒っぽくて野蛮なイメージは
あくまでマーケティングに過ぎず、

いちいち戦ったり、
恐れてもらったほうが手っとりばやく
仕事が円滑に進む。

お金も戦力も余分に消費せず、
成果が出せたから楽に運営できた。

だからそんなイメージ像を作ったと聞いて
あまりにもの巧妙な戦略としたたかさに
ちょっと笑ってしまいました。

歳をとっただけで、
役職があがっただけで、
運がよかっただけで、
自分が偉くなったと勘違いしていないかな?

それが事実で
実際 偉くなっていたとしても
それが勘違いで
ただ偉そうになっていただけだったとしても
誰かを利用していいわけではありません。

成功している犯罪者であれ
利己主義は内部的に評価されないらしく、
仲間を大事にした方がうまくいくって
当たり前の話を改めて聞いたときに、
気をつけようとこっそり思った
一人のおじさんです(笑)

判断の目安を持っておく大切さ

「実るほど頭を垂れる稲穂かな」

【解説】
稲が実を熟すほど穂が垂れ下がるように、
人間も学問や徳が深まるにつれ謙虚になり、
小人物ほど尊大に振る舞うものだということ。
(故事ことわざ辞典より)

成功したと言われる人と逢った時、
なんて丁寧で気遣いができる人なんだろうと
感銘を受ける人もいれば、
なんて偉そうで無礼な不愉快な人なんだろうと
二度と逢いたくない人もいます。

この違いって何なんだろう?
本人の心構え次第なのか
そうやって躾けてもらえなかったのか
大人になっても気づけないものなのかと
いろいろ思っていました。

先日、私たちの根本的な個性は
それほど変化しないことが
研究でも示されていて、
例えば、話す時の流暢さ、適応性、衝動性、
謙虚さなどは、幼少期から成人期を通して
ほぼ変わらない話を知って、
なんか妙に納得しました。

要は、よほど本人が変わろうとしない限り、
人はほとんど変わらないし、
変えることも難しいってこと。

最近は、雇用問題で
社内にいる問題社員をどうしたらいいか?
といった話もよく聞きますが、
身も蓋もなく言えば、最初からそんな人を
採用しなけければいいんです。

暴力を振るう旦那を
どうしたらいいですか?といった話なら
そもそもそんな人を恋人や結婚相手に
選ばなければよかったんです。

根本的な個性を
性質や性格に言い換えたら
それはそれほど変化しないのなら
最初からそんな人を選ばなければいいのが
一番、確実なわけです。

経歴や見た目、家柄、収入で選ぶ前に
そもそも価値観や考えが
同じ方向を見ていない相手とは
先で分かり合うことはかなり困難。

そもそも最初からそんな方法があったら
苦労しないという人もいるでしょうが、
ある程度はあるのではないでしょうか?


評価は本人でなく、周りがするものなら
周りの人に聞く耳を持つべきでしょう。
もっと言えば、親や友人を見れば
ある程度、どんな人かは
予想できるかと思います。

「言葉を信じるな、行動を信じよ。」
綺麗な言葉だけ信じず、
その人はどんな行動をとっているのか
そこをしっかり見ないで選んでは
見誤ることは多々あるのではないでしょうか?

明らかに間違うより概ね正しければいいなら
こんな方法もあります。
仮に50人面接して1人採用するなら
応募者数50人を数学定数e(2.718)で割った数
18人までを不採用して、その18人の中で
最も優秀だった人を上回った最初の応募者を
採用すれば概ね正しい結果となるようです。

これらが全て正しいかは分かりません。
でも、判断の目安にはならないでしょうか?

ネットで見かけた話。

プロのカメラマンに
「この写真みたいなステキな桜を
撮りたいんです。」と言ったら
「じゃあいいカメラ買うより、
いい場所を見つけないとね。
ロケハンなんて年中できるんだから、
冬の桜の木を見て、
春満開になった桜の木を想像しなきゃダメだよ。
場所を見つける技術ってすごく大切」って話。

素晴らしい人生のヒントをくれる
大好きなお話です。

目に見える成果だけを評価しない

電車に乗っている時に、たまに見かける光景。

座席は埋まっている。
立っている人もいる。
立っている人も座っている人も
老若男女さまざま。

そんなところに一人のお年寄りが乗ってきた。

優先席に座っていた若い子が
立ち上がり席を譲った。
お年寄りは御礼を言って座る。

そんな姿を見て周りの人は
なんていい子なんだと席を譲った若者を誉める。

若者の優しさを誉めるヒトコマ。
とてもいいことだと思う。
でも、この時の誉められる若者は
この子だけじゃいけないんよな。

優先席の近くで立っている若者も
本当は誉めてやらなきゃいけない。
でも、世の中の人ってほとんど
こういった子を誉めない。

お年寄りが乗ってきたときに
席を譲る優先席に座った若者より
最初から座らない若者の方が
本当は優しい子なんだと思うわけです。

これって昔、やんちゃしていた少年が
更生して普通?に戻ったら誉められるけど
そもそも最初から悪いことしなかった少年が
本当はもっと誉められるべきことに似てます。

世の中ってこういうケースを
あんまり誉めていないのが実状です。

問題児がいいことしたら目立つけど、
目立たなく地味だけど、
きちんと頑張っている子がいるのなら
そのことにちゃんと気づいてあげる。
そのことをちゃんと評価してあげる。

目に見える成果だけで評価はしない。

「 活躍 < 貢献 」
活躍(大いに活動すること)だけでなく、
貢献(力を尽くしてよい結果をもたらす)
した人もきちんと認めてあげるチームこそが
素敵で魅力あるチームなのではないでしょうか?

どうしても1点が欲しい場面で
きちんと送りバントをして進塁させた選手と
タイムリーヒットを打って点を取った選手。

活躍したのは後者でも
貢献したのは2人ともなわけですから
ヒーローインタビューされるのは
後者の人だけだったとしても
チームの評価は2人ともしてあげないと
いけないわけです。
言葉だけでなく、報酬の面でも。
(90年代の西武ライオンズが強かったのは、
ここが徹底されていたからと思うのです。)

カッコいいおっさんの条件は
いろいろありますが、
そんな若い子に気づいてあげれる大人と
いう事も大きいと思っていますので、
冷静に周りを見渡しながら
生きていけるように精進したい
47歳(もうすぐ48歳)の春です。


(バカボンのパパ  6歳年下・・・・。)

リアル・クッキング・パパ

ゴールデンウィークも今日で終わりです。
こんなにどこにも外出しない連休も初めて。
ステイホームを満喫?してました。

家の外でご飯を食べたのは、
我が家の庭でした家族BBQと
奥さんの実家に苺とりに行った時くらい。
他の外出は3日に1回スーパーに
行くときだけでした。


(使い捨てコンロでしましたが、
なかなか微妙な火加減でした(笑)。)

普段から家事は夫婦で協力していますが、
この連休は外出できないこともあり、
私が炊事、洗濯をそこそこ担当♪
掃除は家族でやることも多かったです。

比較的、私は家事をする父親らしいです。
もともと嫌いな方でもなかったのですが、
家事をやり出したきっかけは新婚当初。

奥さんの職場の近くにお店がないので
毎朝、奥さんは早起きしてお弁当作りをするも
早起きが苦手なこともあり、
新婚2週間目には傍目にも時間ギリギリ(笑)。

見るに見かねて私が卵焼きを焼くのを
手伝ったりするようになったのですが、
結婚して1か月後に妊娠発覚してからは、
つわりで奥さんダウン。
気づけば、奥さんのお弁当は
私が作ることになっていました♪

今月、結婚して12年になりますが、
今ではすっかり厨房を任される展開(笑)。
世の中の奥さんに言っておきますが、
ご主人にも家事をしてもらうのは
新婚当初に教育するのが大事ですよー!!

でも、家事をもっと一緒に
するようになったきっかけもありました。

前職の建築会社、社長時代。
育児や家事ができやすい家をしようということで
社長自ら育児や家事をする父ちゃんとして君臨!

となれば、間取りがどうこうとか
収納がどうこうとかいう前に
まずは自分自身が家事を経験して、
「どんなことが大変なのか?」
「どんなことが煩わしいのか?」
それが身に染みて気づけないと
アドバイスも薄っぺらくなると思い、
一層、家事を精進していき
気づけば、洗濯もする漫画以上の
クッキングパパとなったのでした(笑)。
ハハハハ。

子どもと遊ぶのはもちろん、
オムツ替えもお風呂もやってましたし、
夜中のミルクも交代してやってました。

夜中、布団で吐かれたときも
お風呂に入れて体を洗ってから
3時まで洗濯機を回してたので
奥さんから育児は合格点をもらってました。

みなさん、こんなこと書いていますが、
奥さんは今も働きつつ、
炊事や洗濯もずっとしてくれてますよ。
できるほうがやる夫婦のスタンスなわけで
私に全部させて全然やってないわけでは
ありませんので、誤解なく(笑)。
そんな鬼嫁ではありません!!

とはいえ炊事は作ることも大事ですが、
メニューを考えるのが一番わずらわしい。
なので、今日何が食べたい?と聞いて
なんでもいいという返事は辞めてほしいっす。
たぶん、ほとんどのお母さんの代弁。

以前、林修先生の番組で
吉本隆明さんの言葉が紹介されていました。
それは、愛される母親になる
たった一つの方法についての話。

吉本さんはそれを一言でこう言われています。

これを守らなければ、
絶対に嫌いになるはずのない息子や娘に、
母親が嫌われるってことが起きる。

それは、手作りのご飯を食べさせることだと。
こんな風に書いてあるそうです。
そして、こんな文章へと続きます。

女性が自分の創造した料理の味に
家族のメンバーを馴致させることが出来たら、
その女性は家族を支配できるに違いない。

支配という言葉が穏当でなければ、
家族のメンバーから慕われ、
死んだ後でも懐かしがられるに違いない、
と言いかえても良い。

それ以外の方法では、
どんな才色兼備でも、高級取りでも、
社会的地位が高くても、
優しい性格の持ち主でも、
女性が家族から慕われることは、
まず絶対にないと思ってよい。
(「わたしが料理を作るとき」より抜粋)

なかなか破壊力のある暴言ですが(笑)、
とはいっても否定もできないように思います。

言葉は悪いですが、
犬でも猫でもエサをくれる人になつくわけで
ご飯を作ってくれることは
思っている以上に影響があるわけです。

何歳になっても母親の飯が一番旨いなんて
いう人も多いですよね?
どう受け取るかは人それぞれですが、
私には腑に落ちる話でした。

ということは、
ウチの娘たちが大人になっても
父ちゃんのご飯をいっぱい食べてきたのなら
父ちゃんを将来、
邪険に扱わないですかね?

とはいっても多くの人間は
男女問わず、お母さんが大好きです。
戦時中の特攻隊の人も最期は
「お母さん」と言って戦場で戦ったことも
多かったと聞きました。
産んでくれた母に思いがあるのは必然です。

でも、吉本さんがいうように
手作りのご飯を一杯食べさせてくれた人を
慕ってくれるのなら
父ちゃんもちょっとは慕ってくれるかな・・・。

それでも将来、我が家もやっぱり
父ちゃんより母ちゃんが圧勝で慕われたとしたら
「吉本隆明の嘘つきー!」と言って
立ち飲みの一番端っこの席で
大酒呑んで、すねるジジイになってやる(笑)!

そんなこと思いつつ、
連休最後の日を過ごしてます。

本当は明日から日常に戻れるかな?とか
思っていましたが、
5月いっぱいは続きそうです。
もう少し、自粛しつつも準備をして
再スタートが切れるように頑張りましょう!

ちなみにこの連休中に
作った父ちゃんご飯はこんな感じです♪

「結果」と「満足」は違う。

今月は時間があれば、
読書三昧で過ごした1か月でした。

いろいろ本を読んで
再確認したことの一つに
「お客様と取引する際には
安易な値引きはしても
何もいいことがない。」ということ。

例えば、良かれと思い、
今後のためにも最初の取引は
大幅な値引きをしたとしても、
それをお客様が当たり前と感じたら
価格を戻した途端に裏切られたと感じて
長続きしないそうです。

この話は、
自分さえよかったいいなんて言う
「自己満足」な考えは問題外としても、
自分は仮に損をしたとしても
お客様さえ得してくれたらいいという
「先方満足」な考えも、
先では「相互不満足」になってしまうことを
教えてくれています。

こうやって気づいていってやっと、
「相互満足」な関係、
よく言われる「WIN-WINの関係」でないと
いけないことが腑に落ちますね(笑)。

知人に多額のお金を貸した人が
催促をしたわけでも
責めたわけでもないのに
借りた知人が勝手に追い込まれていき
結果、恨まれて殺された事件に
メカニズムは似ているのかもしれません。

また経験上のお話ですが、
安易な値引きという行動は
「いいお客様」を「問題あるお客様」に
化けさせる可能性がありました。

取引は、きちんとした理由に基づいて
対等に行わないといけないことが
腹に落ちたときに
営業マンとしての階段を
一段登れると思っています。

また「結果」と「満足」は比例しないそうです。

「満足」は個人的、主観的なもの。
例えば、残業が無くなるということは
いい結果ではありますが、
家族との時間が増えたと満足する人もいれば
残業代が減ったと不満な人もいるわけです。

なので、結果さえよければいいのだと思わず
どうしたら相手が満足してもらえるのかと
考えることが
選んでもらえる理由になるわけですね。

「損する痛みは、
得する喜びよりも大きい。」
残業代が減ったと不満な人は
まさにこうなのでしょう。

「結果」と「満足」の関係も
理解していきたいと思います。

気難しい人とうまく付き合うには・・

コロナウィルスが猛威を振るってきました。
昨日、私の地元近くでも
感染者が見つかった模様。

うがいや手洗い、マスクも大事ですが、
ちゃんと栄養とって、しっかり寝て
免疫を高めておくことが大事。

規則正しく健康な毎日を過ごせるように
気をつけていきたいと思います。

先日のふとした会話でのこと。

例えば、社内にいる気難しい上司。
学校にいた気難しい先生。
近隣に住まれている気難しい方。
生活していると何かと気難しい人がいて、
対応が大変だったりします。

嫌いと言って逃げれたら簡単ですが、
といっても接していかなければいけない
相手ならそうも言っていれません。
どうしたらうまくやり過ごせるのか?

そんな会話になり、
「森下さんはどうされますか?」
といった質問されました。

私は実は好き嫌いが激しいので、
プライベートでは嫌な相手とは
接点を持たないようにしているのですが(笑)、
昔から交流を絶てないと言うか、
先生や上司といった関係性の中で
そういった気難しい相手とは
結構うまくやれていたりします。

年上、目上の方には末っ子キャラ全開で
甘えられる得な性格もあるのですが(笑)、
「うまくやれる秘訣は何か?」と聞かれたら
「関係がややこしくなる前に
相手の懐に踏み込んで仲良くなってしまう。」
これに尽きるのではないでしょうか?

言うのは容易いですが、
これって結構できてる人は
少ないように感じてます。

「同じことしても上司にあまり叱られない。」
「同じことをしてもいつも許してもらえる。」

「あいつは得だな~。」と言われてる人って
キャラで許されていると思われがちですが、
実は、周りの人より先に人間関係を築いて
未然に防ぐことをしているのが
本当の理由だったりします。

「すみません。2~3日
駐車でご迷惑かけるかもしれません。」
「すみません。隣に引っ越してきたのですが、
子どもが騒がしくするかしれません。」

仕方ない事だったとしても
相手が怒る前に、先に一言言ってたら
揉めることなくスムーズにいってたのに
やることなすことが配慮不足だったり、
後手になったが為に
何をしても文句を言われるようになり
立場をなくしてしまうことも
同じメカニズムですよね?

特に仕事では、
こういった根回しのような行動が
先のクレームやお叱りを防ぐことになりますが、
矢面に立つのが嫌だからやらなかったり、
めんどくさいからと後回しにしたりして
ドツボに嵌っただけなのに
棚に上げて、自分は悪くないと
主張する人が一番の問題だったりします。

言われる前に言っておく。
怒られる前に謝っておく。

先に踏み込んで接点を持って
相手と仲良くなっていたら
今まで人間関係でうまくできなかったことが
50%あったとしたら
それが5%とか10%までは
減らせれると思っています。

(あっ!100%うまくは無理ですよ。
失敗もすることもありますし、
何よりどれだけ上手くやっても
絶対分かり合えないモンスターもいますから。
その場合は、礼儀正しく堂々と早めに去る。
これしか方法はない(笑)!)

相手の懐に踏み込む。
揉める前に仲良くなってしまう。

どうやったらできるのですか?と聞かれたら
具体的にはまず「挨拶」をする。
これが絶対で、
なおかつ一番簡単な方法だと思います。

これも言うのは簡単ですが
できている人、少ないですよ。

利害関係がはっきりある相手ならさておき、
誰にでも挨拶できている人って
1割もいないのではないでしょうか?

子育てをする中で、
子どもに「挨拶ができるように・・・。」と
小言を言う大人は多いです。

私もその一人で、
娘に言うからには自分もできないとと思い、
知らない相手にでも積極的に挨拶しますが、
できない大人がこんなに多いのかと
ここ10年間、毎日思っています(笑)。

「才能」がいるわけでもなく
「資格」がいるわけでもなく
「挨拶」なんて誰でもできるはずですが、
誰もができていないもの。

どんな相手でも円滑な人間関係をつくるのが
自分の人生をよりよくすることなら
具体的には「挨拶」から始めること。

結果、気難しい相手ともやりすごせるのは
そういった先手の心遣いにすぎない。

そんなシンプルなことなんだと
改めて気づけた機会でした。

コロナウィルスも
「挨拶」で去ってくれたらいいのに・・・・。

食事をするときの会話

2月は、なんだか慌ただしい毎日です。
そんな書き出しをすることで
最近、ブログ更新をしていない言い訳を
しれっとしてる森下です・・・(笑)。

今日、2月24日は長女の誕生日。
11歳になりました。
あっという間に大きくなります。
今晩の晩御飯は、
長女の大好物の唐揚げと揚餃子を
大量に揚げるミッションを
奥さんより指示されています。
頑張ろうっと♪

先日読んだ本に書いてあった話に
妙に納得したお話。

日本マクドナルド創業者の藤田田さんが
書かれた「ユダヤ商法」なる本を読んでました。

お金儲けにとてもシビアなユダヤ人の考え方。
納得することもビックリすることも
いろんなお話が書かれていました。
その中で面白いお話が書かれていました。

ユダヤ人に「人生の目的は何だ?」と
聞かれた藤田田さん。
当然「金を儲けること」と思っていたら
答えは予想外にも
「おいしいものを心ゆくまで食べること。」

「それでは、人間はなぜ働くのだろう?」
と聞くと、ユダヤ人の答えは
「人間は食べるために働くのさ。
働くためのエネルギーをつけるために
食べるのじゃあないよ。」
と答えられた話。

なんとも興味深いお話でした。

そんな考えのユダヤ人なので、
ユダヤ人は食事の際には
戦争や宗教の話と並んで、
仕事に関する話は絶対にしてはいけない
暗黙の掟があるのだそうです。

昔、一緒に食事をしたくない人がいました。
どれだけ美味しいご飯を食べれるとしても
全然、一緒に行きたくないんです。

今、思えばその人は、
いつも仕事の話ばかりの人でした。
なんなら食事してるときの
会話のほとんどが説教タイム・・・。

どれだけご馳走食べても全然おいしくなく
嫌だった理由がわかり、妙に納得しました。

でも、こうしたことって
結構多いように思います。

例えば、去年年末によく見かけた
職場の忘年会をスルーするといった話。

社会人として組織人として
そういったコミュニケーションの場を
全て否定するような話もいかがなものか?と
いった思いもありますが、

もしその場の話が仕事の話ばかりだったり、
立場の弱い人たちに何かと
攻撃だけするだけの機会でしかなかったのなら
そもそもそんな楽しくない場は
嫌でしかないわけです。

そうならないような空気づくり、場づくりに
取り組まない限りどんどん
コミュニケーションの機会が無くなりますよね?

食事中に仕事の話はしないぐらいの
心の余裕はもってほしいものだと
書かれてましたが、
仕事のパートナーであればあるほど
逆にそう心がけないといけないのかも
しれないと思いました。

奥さんといつも話すことなのですが
「楽しいことや嬉しいことは
何を食べるかでなく誰と行くか。
どこに行くかでなく誰と行くか。」
そう思っています。

嫌いな人と最高級の肉を食べても
美味しいってそれほど思わないけど
好きな人と安物の肉を食べても
美味しいって思うよなって話。

毎日の生活のパートナーである家族と
一緒にご飯を食べるときは
その1日であった楽しかった話を
しながらみんなでワイワイ食べてます。

たまにはご飯の前に娘達を怒ることは
ありますが、食事の前には小言は終わって
なんだかんだとおしゃべりして
晩御飯を楽しみます。

一生懸命お話してくれる娘たちを見ながら
お酒を呑んで楽しく酔っぱらう
そんな父親をしています。

でも、そんな晩御飯が
一番幸せだったりします。

とは言え、忙しい日本人ですから
三食全てとは言えませんが、
晩御飯くらいはゆっくり楽しみたいですね。

今日は長女の誕生日。
修行僧のごとく
唐揚げ、餃子を揚げ続けたら(笑)
後はビールでも呑みながら
家族4人で楽しくご飯を食べて、
ユダヤ人の如く、人生を楽しみたいと思います。

ユーモアとペーソス

1月半ばと言うのに暖かい日が続きます。

年末、左耳が不調で病院に行きましたが、
年明けても違和感続くので、
違う病院にいったら、
めでたく突発性難聴と診断されて
薬を飲んでる森下です。

突発性難聴は発症してすぐ病院行けば
比較的すぐに治るようですが、
2~3週間過ぎてからだと厄介な模様。

突然なりますので、
耳に違和感感じたら仕事で行けないのを
言い訳にせず、皆様すぐ病院行ってください!

さて、今回の記事は、
ユーモアとペーソスについて。

子どもの頃、よく映画やドラマの内容を
表現するときに聞いてた表現。
「ユーモアは分かるけど、
ペーソスってなんやねん!」と
よく一人ツッコミしてましたが(笑)、
これって本当、人間としての魅力って言うか
豊かな人生を歩むのに本当必要だなと
50歳前になり、しみじみ感じています。

そもそもユーモアって言葉は
「笑い」ってニュアンスで受け取ってますが、
もうちょっと掘り下げると
「人を和ませる可笑しさ」
「上品で知的な笑い」って意味になります。

反面、「ペーソス」って言葉は
「しんみりとした哀愁」
「物悲しい感情」といった意味。

そんな2つの言葉が兼ね添えられると
「人間味溢れた奥深いもの」になります。

ユーモアが人を和ませ、
ペーソスが引き寄せる。

そんなことを読んで知ってときに
本当、腑に落ちたというか
納得した自分がいました。

くだらないことで人を笑わせることも
素敵なことですが、
そこにちょっとした意味合いというか
和ませるような何かがないと
本当、すぐ飽きてしまいます。
何回も続くとちょっと不快になる感じ。

何事にもネガティブな感情の人には
一緒にいてうんざりしてきますが、
弱さと言うか、弱みと言うか
実らない日々、報われない感情も
時として感じれないと
なんか人として響いてこない感じが
するのも実際のような気もします。

なんでも楽しいほうがいいですが、
たまにはしんみりとした時があって
メリハリがないと満足、充実しない?

私はやりたくないことだけど
やらなければいけないことは
結構、嫌がらずにやってきました。

「なんで俺が?」
若い時はしょっちゅう思ってました。

だけど、一緒にやり続けたこともあります。
それは、どうせやるなら楽しいでやろう。
周りをまきこんで、
みんなで楽しんでやろう。
そう思ってやってきました。

こんな風にやらない人が
実際は見ていてとても多いと思います。

でも、やってみたら事実、本当に楽しい!

仲間や知り合いもできて、
一緒に笑えたり、共有できる感情が増えて
ますます仲良くなります。
そして、これが人生楽しく過ごせるヒントだと
どこかで気づける瞬間がします。

損得勘定主義の人には
いつも全く理解してもらえないのですが(苦笑)、
それなりに人生を楽しんでいる私の
楽しむ秘訣はここにあると思っています。

男前に生まれたわけでもない。
背が高く生まれたわけでもない。

特に身長は後10cm高かったら
人生変わってたのに・・・・・
と他の要因は全て棚に上げ、
見ないふりして勘違いして
こっそり生きてましたが(笑)、

30歳過ぎたくらいから、
そんなことより人間として
魅力のある人になりたい。
そう思ってきました。

非を認めず強がるより、泣いたり
ごめんなさいって言える人に。

つまんないことでも意味あることは
笑って引き受けれる人に。

理解してもらえないときに
例え、それをグチりながらしたとしても、
そのグチは他人から聞いたら
ユーモアに満ちた言い方で言うように(笑)。

そう思いだせたから、
昔の友人と一層、親交が深まった。
心許せる友人にたくさん出会えた。
何より、奥さんに出逢えたと思っています。

(50歳前になって未だに
その人の見た目や生き様を安易に
ディスる人も見かけますが、
全く幸せそうでなく自業自得かと。

言ってる本人はそれはユーモアだと
勘違いしているのでしょうが、
笑えないことに気づいてほしいですね。
上から目線で偉そうに言いますが。)

なので、これからも
ユーモアとぺーソスを大事に
日々過ごしていきたいと思います。

なので、突発性難聴ちゃん。
貴方とは仲良くしづらいから
早く私の左耳から自立して旅立ってね(笑)。

「なんで俺は嫌われ者なんだ」
そう悩むかもしれないけど
私から自立したら立ち飲み屋ででも
グチも聴いてあげるから・・・。

がハハハハ。
さて、今日も頑張りましょう!!