親の言うことは聞かない。でも・・・・

5月末だというのに、まだ暑い日が続きます。
そろそろ梅雨入りの模様。
蒸し暑さにやられないようにご自愛ください。

最近、テレビでよく見る人で
話が分かりやすく面白い人って
なんだかんだいっても
池上彰さんと林修先生の2人かと思います。

その林先生がテレビで言ってた話。

あるお母さんからの質問で
「ウチの子がいくら言っても
全然、本を読みません。
どうしたら本を読むようになりますか?」
というのがありました。

それに対して、林先生は
「お母さんに聞きたいのですが、
あなたは本を読んでいますか?
いくらお子さんに本を読みなさいと
言っても、お母さんが読まないのなら
お子さんは読みませんよ。」
こんなような話をされて
一蹴されていました(笑)。

要は、親が楽しみながら
本を読んでる姿を見せたら
子供は読むようになるし、
見せなかったら子供は
本読みに興味をもたないといった話。

「もっと勉強しなさい!」と言っても
親が全く不勉強で、
休みはゴルフ三昧、
家ではテレビを見てばかりなら
そりゃ子供も努力しませんよって話。

・・・耳の痛い話です(笑)。

「子供は親の言うことは聞かない。
でも、親の真似はする。」

そう子供は、
親の「言葉」ではなく、
親の「行動」の真似をするのです。

「言行一致」っていうやつですね。

でも、これって
会社でも学校でも
同じようなことがよく起きてませんか?

「社員は社長の言うことを聞かない。
でも、社長の真似はする。」
「生徒は先生の言うことを聞かない。
でも、先生の真似はする。」

ちゃんとやっていても
言うこと聞かないことが多いのに
ちゃんとやってなかったら
そりゃ、誰も言うこと聞かんわ。

みもふたもない話ですが、
そんなものです(笑)。

そういわれたら小4の長女は
音楽が大好き、変な踊りをよく踊ります。

それは、私が音楽が大好きで、
私がご機嫌なときによく変な踊りを
踊っているからでしょう(笑)。

小2の次女は、時間さえあれば
ずっと本を読んでいます。

それは、私が家で時間があれば
本をずっと読んでいるからでしょう。

2人とも絵を描くのが大好き。
それは、私がイラスト書くのが好きで
よくイラストを描いているからでしょう。

そう思ったら
言葉通り、親の真似をしているのです。

親として、人間として、
節度をもった立ち振る舞いをする、
やってほしいことは自分もやっている、
毎日を楽しく生きていく、
そんな風に過ごしていかないと
いけないですね。

「子供は親の言うことは聞かない。
でも、親の真似はする。」

「子供は親の言うことは聞かない。
でも、親の真似はする。」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」

・・・・・日々、精進していきます(笑)。

親しき仲にも礼儀あり

ネットを見ててある記事を読みました。

その記事は、
さわぐちけいすけさんという方が書いた
「夫婦が仲がいい秘訣」のマンガの紹介。

私は初めて知ったのですが、
このマンガ、有名なんですかね?
読んでて、妙に納得したので紹介がてら
記事を書きたくなりました。

さわぐちさんが書かれている内容は、
夫婦が仲がいい秘訣はいろいろありますが、
一例でいうなら「妻は他人である。」
ということを絶対に忘れないといった話。

友達でも恋人でも言えますが、
永く関わる特別な他人だからこそ
礼節を重んじ丁寧に接した方がいい。

そんなことが書かれてありました。

言われたら当たり前のことなんですが、
これってうまくいかなかった人間関係で
すべてに共通する話で
意外とできていない事が多いですよね?

夫婦間で旦那さんが奥さんに
「誰のおかげで飯が食えると思ってるんだ?」
みたいなこと言ったらダメですよね?
(個人的には、主人がこの台詞を言ったら、
奥さんが「私と仕事、どっちが大事なの?」
って台詞を言ったら
その関係はもうダメだと思ってます。)

親子間で親が子供に
「子どもが反論するな!
俺の言うとおりにしたらいいんだ!」
みたいなこと言ったらダメですよね?

学校で先生が生徒に
「お前たちは俺の言うことを聞いてたら
いいんだ!」みたいなこと言ったら
ダメですよね?

会社で社長や営業部が他の部の人間に
「俺たちがお前らを食わしてやっている。
黙って言われたことやってろ!」
みたいなこと言ったらダメですよね?

こういった言葉の裏には
相手に対する敬意が
全く感じられないんですよね。

そりゃ、うまくいかないはずです。

そもそも
家族であれ、
学校であれ、
会社であれ、
組織の中では
誰もが誰かに助けられているわけで
そこを勘違いした人が
いつも誰かを傷つけて、
いつもうまくいかなくなります。

そして、誰かを傷つけてきた
加害者側の人間が、
相手に正論で反撃されたとき
急に被害者側になったりするので
もう収拾がつかなくなります。

でも、これって本当よくある話です。

相手が誰であれ
うまく関係を続けたいのなら
「親しき仲にも礼儀あり。」
ということをいつも
心がけておかないといけないですね。

以前にも書いたことありますが、
親しい仲だからこそ
「ありがとう。」と「ごめんね。」が
綺麗に言えないといけないわけです。

今度の5月10日で
奥さんと結婚して10年になります。

「ごめんね。」と謝るほど
今、悪いことしてないので(笑)、
「ありがとう!」と言っておきます。

1ヶ月遅れのプレゼント

今年は桜が咲くのが早かったので
姫路城で4月7日に開催された
毎年恒例の観桜会も
桜がやや散っていたみたいです。
しかも、気温が下がっていました。

先週末の土曜日は
そんな肌寒い夜でしたが、
私にとってはとても暖かく、
とても嬉しい
忘れられない日になりました。

昨年末で今までしてきた仕事に
一区切りをつけて、
3月7日から新しく再スタートとして、
会社を設立しました。

なので、本当はその2日後の3月9日に
奥さんがお祝いで御飯に
連れて行ってくれる予定でした。

しかし、まさかの3月7日の朝に
病院でA型インフルエンザといった宣告!
スタートしていきなり躓きました(笑)。
5日間の療養を経て、改めて
新しいスタートを切ったのです。

そんなこともあり、
1ヶ月後になりましたが、
先週の土曜日、奥さんがお祝いで
イタリアンを食べに連れて行ってくれました。

娘達は朝から奥さん実家へ行ったので
2人でバスに乗り駅前へ。
お店についてまずは
スパークリングワインで乾杯!

たわいもない話をしつつ
「美味しい。」なんて言いながら
食事をしていました。

コース料理の3品目を食べ終わったくらいに
洒落たそのお店に似つかわぬ音楽が
食事していた2階の個室みたいな空間に
鳴り響きました。

「ん?」と思っていると階段から
新卒で最初に就職した岡山での
ハウスメーカー時代の同期たちが登場!

サプライズでわざわざ岡山から
姫路にお祝いで来てくれたのでした。
なぜか仮装でしたが(笑)。

来てくれた5人は
浜田省吾、オバQ、キレンジャー、マジシャン、猪木。
浜省から順に登場してきて大笑いしました。

彼たちは忙しい中なのに、
普段つながりのない私の他の友人たちにも
あの手この手で手を回してくれ、

その友人達からのたくさんの電報と
この日の為に作ってくれた大量のTシャツと
なぜかたくさんのカレー関係商品を
プレゼントしてもらいました(笑)。
(カレー関係商品はキレンジャーから)

嬉しくて、楽しくて、
なんとも言えない幸せな気分になりました。

それから、これまでの裏話も
たくさん聞いて大笑いしてしまいました。

そもそもこの企画は当初3月9日開催予定。
私が3月7日にインフルエンザになり
店延期、友人達も日程調整、電報ストップなど
かなりの手間をかけさせました。

全く知らない私はそのとき寝込んでましたけど
本当に申し訳なかったです。

勝負弱い私ですね。

しかし、インフルエンザにかかったとき
いつもなら「仕方ないよ。」って感じの
奥さんなのに、珍しく
「どうにかならないか?」っぽかったことや

岡山の友人達にグループLINE送っても
やけにみんなそっけなかったり、
(ばれないように細心の注意で
別グループLINEで連絡とっていた模様)

昨日の奥さんのお店での行動がおかしかったり、

お店の隅になんであんな荷物があるんだろう?

とかいろんな謎がありましたが、
どんどん頭の中で繋がっていきました。
浜省が登場した時点で(笑)。

この日のことは
奥さんの両親や娘2人も知っていたようで
何より娘2人が全く、私に話さなかったことに
ビックリしつつ、ちょっと感心しました。
(娘2人は今日から小4と小2)

そして食事が終わり、
たくさんの荷物もあるので家まで送ってもらい
彼たちは颯爽と岡山へ帰っていきました。

本当に昔の友人ってありがたいですね。
そんな友人たちがいてくれること、
心から感謝します!

期待もありますが、
不安も心配もたくさんあります。

でも、たくさんに人に応援してもらえて、
幸せな人生ですね。
本当にみなさん、ありがとうございました!

がんばります!!!

むずかしいことをやさしく

今週、たぶん人生で初めてだと思うのですが、
インフルエンザにかかり寝込んでました。

ここ10数年間、毎年11月には予防接種を受けて
万全の体制で日々過ごしてきましたが、
今年ついにかかってしまいました。

体調も弱っていたのかもしれません。
禁酒してゆっくり寝て充電できたと
今は結果論でプラス思考の森下です(笑)。

さて、今日は
「どんなときにプロフッショナルって感じがする?」
といったお話。

娘たちは学校にいく準備が早くできたら
朝はNHKを見ています。
子供向けの番組ですが、大人が見ても
面白い番組が多いですね。
なかでも「ピタゴラスイッチ」のピタゴラ装置は
本当、秀逸で面白いです。


(こんなやつです)

本当は頭のいい人達が
とても高度で
難しいことをやってるのでしょうが、
身の回りのものを使い
とても簡単そうに
とても面白く実演されるのを見て
すごい「プロ感」を感じてしまいます。

私は「むずかしいことを
どれだけ簡単に伝えられるか?」が
プロフェッショナルの第一条件だと思うのです。

むずかしいことをむずかしく言う人って
どれだけ自分がスゴイのかを
アピールしたい人にしか思えず、
どれだけ凄くてもアマチュアのすごい人って
感じがします。

むずかしいことこそ
最初に簡潔に一言で言えないと
専門家同士でない限りは相手には伝わりません。

そう言ったら
「わからない奴にはわからなくていい」
といったような上から目線の
みもふたも無いことを言う人も多いですけど
そんな人に限って、一般のエンドユーザー相手に
商売をしていたりするので、
「どないやねん!」とベタの若手漫才師みたいに
ツッコミたくなります(笑)。

「むずかしいことをやさしく」
これって本当に難しいですが、
商売でも教育でも躾でもとても大事ですよね。

井上ひさしさんの言葉に
こんな言葉があります。

「むずかしいことをやさしく
やさしいことをふかく
ふかいことをおもしろく
おもしろいことをまじめに
まじめなことをゆかいに
そしてゆかいなことはあくまでゆかいに」

なかなか奥の深い言葉です。
でも、この通りですよね。
学校の授業に置き換えたら納得します。
こんな授業なら面白かっただろうな。

予備校時代の名物講師の授業は
まさにこんな感じでした。
週に1度の授業が楽しみで仕方なかった19歳の頃。
あれは金曜日の4時限目でした。

後、永六輔さんの信条
「法にのっとり 比喩を用い 因縁を語るべし」は
筋道を立て たとえ話を使い 原因と結果を話すことというのを
井上ひさしさんが言い換えたものだとも聞いたことがあります。

むずかしいことをむずかしく言うことが
悪いとか言いたいのではなく、
むずかしいことでも相手に伝えたいことは
伝えなければいけないわけで

それならそれをどうやって伝えたらいいのかを
考えていけば、やっぱりどれだけ簡単に
伝えられるかが大事なのではないでしょうか?

(それこそ小学生にも分かるような
具体的な言い方がいいですね。
ちなみに当時10人に1人が読んだとされる
大ベストセラー福沢諭吉「学問のすすめ」は
もともと小学生の教科書用に書かれたものらしく
これがまた難しいことを簡単に書かれてる名著。
機会を見ていつかこの話も書きたいです。)

頭ごなしに言われるよりも
わかりやすく言われたほうが
聞いてるほうも頭に入るし、
そこに笑いがあればなおさらですから。

そのプロセスには
「たとえ話」がとてもポイントになるのが
むずかしいことを優しく言うヒントのような気もします。

ちなみに私は「たとえ話」が異常に多い人です(笑)。

チームは脇役が大事!

先日、名脇役といわれた
大杉漣さんが亡くなられましたね。

映画にドラマにバラエティに多数出演され、
あんまりテレビを見ない私でも
知ってましたからかなり人気の方でした。

ご冥福をお祈りしたいと思います。

しかし、名脇役といいますけど
主役も脇役がいてこそ存在できるわけです。

チームや組織であれ、
興行の世界であれ、
脇役がしっかりしてないと何事も上手くいかず、
何より主役こそ脇役が
引き立てるからこそ輝けるのに、
そのことを勘違いした主役のいる世界って
本当、長続きしていません。

会社でもそうですよね。
スタッフみんなのサポートがあってこそなのに、
俺が凄いから結果がでてると思ってる
社長や幹部、トップ営業マンがいる会社に
ロクな会社はありません。
とはいえ、結構多いから困りますけど(笑)。

人間、生きてりゃ誰しも
いつ何時でも主役になりたいですが、
自分のキャラや立ち位置を理解して
脇役を演じて主役を盛り上げてくれる人が
いるからその組織は強いのであって、

盗塁や送りバンドで舞台を整えてくれるから
長嶋さんも王さんも野村さんも
プロ野球の世界で主役を張れたわけです。
(もちろん、自分の人生は自分が主役ですよ!)

こういった脇役を語るときに
私はプロレスの世界が一番わかりやすいと
いつも思っています。

善玉がいて、悪玉がいる。
スター選手がいてヒール選手がいる。
スターはいつも歓声をあび、
ヒールはいつも罵声をあびる。

ところがどっこい、実はプロレスって
ヒールの選手こそが本当に技術がないと
試合はグダグダになります。

誤解無く言わせてもらえば、
スター選手なんて見栄えさえよければ
極論、誰でもさせれるけど
試合運びをコントロールするヒール選手こそ
誰しもできるわけでもありません。

馬場さんしかり
武藤さんしかり
海外遠征の時にはヒールをしていた選手こそ
試合運びが上手く、お客様を呼べる
花形のスター選手なわけです。

プロレスが一時衰退したのも
複数スター制にしたからでしょうね。

そもそも一人のスターをみんなで神輿で担いで
盛り上げるからこそ面白いのに
「俺もスターになりたい」と言って
何人もなったから面白くなくなったわけです。

昔のように大部屋で食事をして
そのまま寝たりする団体活動だからこそ
いろいろなことが分かり合えたのに
個別で食事をして、
個室で寝るようになって
お互いがお互いを理解しあう機会が
減ったことも衰退した要因でしょうね。

会社でも 打上げ が減ったり、
一緒に御飯を食べたりする機会が減ると
相互理解においては
難しくなったりしていませんか?

時代は変わったといえ、
大事なことや見誤ってはいけないことは
そうそう変わるものでもないですから
本当に強い組織を作りたいのなら
なにもかも今までを否定するのも
結局、遠回りな気がします。

こんなこと言ってたら
プロレス話が書きたくなりますが、
長くなるので今日は辞めます(笑)。
でも、小出しでたまには書きます!

とはいえ、最後にもう一つ。
子供のころに大嫌いだった悪役レスラーに
上田馬之助さんがいるのですが、
大人になり、いろんな経験を経てきたら
実は奥の深い凄い人だと分かりました。

「野球は筋書きのないドラマと言うけれど、
あれは試合をしながら監督が
筋書きを書いているんだ。
だから野球は面白い。」

「どうして、力道山がスターだったか?
それはみんなが力道山を持ち上げて
スターにしたからだ。」

「私たちがリングで戦っているのは
相手ではない。お客様だ。」

確かこんなことは言われてました。

プロである以上、私は
技術や見た目より
「お客様を呼べることが一番」と思っています。

個人だけでできればいいですけど、
そんなスターばっかりではありません。
でも、チーム内で主役も脇役も
みんなが一致団結して
みんなでスターになることは可能なわけです。

そんなチームをつくるお手伝いこそが
私のやりたいことだと、
こういった話をするたびに
いつも思う森下です!

美学

今日はバレンタインですね。
女の子のお祭りです。
我が家は一昨日に家族みんなから
チョコもらいました。
義理チョコでないことを祈ります(笑)。

そろそろ娘たちが
好きな男の子にあげて、父ちゃんのチョコは
おまけみたいになっていくのでしょうが、
大きくなったなと成長を喜びたいと思います。

さて、今日は唐突に「美学」のお話。
美学とは、いろいろ意味もあるのでしょうが、
私は「価値観」のことだと思っています。

例えば、プロ野球選手で言えば
王さんと野村さんが対照的ではないでしょうか?

ボロボロになる前に引退した王さん。
ボロボロになるまでやり遂げた野村さん。

どっちが好きか嫌いかは置いといて
これは各自の美学であり、
私はどっちもカッチョいい!と思ってます。

あと、何の世界もですけど、
「偉くなるほど、強くなるほど謙虚な人」が
私はとても素敵だと思っています。

自分が偉くなったと勘違いしている人は
たくさん見てきましたが、
「正直、かっこ悪いな。」としか思ってません。

それでもそんな風になりたい人も
たくさんいるわけなので
外野がどうこういうものではないのでしょうが、
結局はどうでありたいか?
各自の美学に委ねられるものなのでしょうね。

ただ、その姿勢に
好き嫌いはあるのも仕方ないですけど。

私は勝者が敗者に向かってする
ガッツポーズは好きではありません。
負けた相手の傷口に塩を塗りこむのも
いかがなものかと・・。

元阪神の中軸だった掛布さんは
たしかホームランを打っても絶対しなかったと思います。
確か野茂さんもガッツポーズはしなくて
王さんも世界記録を達成したときに
バンザイ?したくらいではないでしょうか?

日本人は相撲で言う「心技体」を
勝者に求めます。
そういう考え方を美しいと思うのでしょうね。

「そういうスポーツだから」とか
「まだ若いから」とかいいますが
中学生くらいの子が「チョレイ」とか言ってる様を見ると、
全然エレガントではないなと思ってしまうのです。

まぁ、これも好き嫌いなのでしょうから
私がどうこう言うのはよくないのでしょうが・・・。

優勝した瞬間とかなら
納得もするのですが、
いちいちポイントとるたびに
何度も言われると、
「なんだかな~。」と
阿藤快さんみたいに言いたくなるので
あのスポーツは見なくなりました(笑)。

結局、好き嫌いとはいえ、
「対戦相手に対して敬意があるかないか」は、
大人として、
男として、
人間として
持っておきたいと思うのが
私の美学ということですね。

そう思ったら
昔は全然好きではなかったですが、
何歳になっても
立ち位置が変わっても
いつまでも選手であり続ける
サッカーの三浦知良選手は本当に素敵ですね。
あの人の美学は、
この歳になると本当に素晴らしいと思います。

誰がどんな考えでもいいのですが
自分で納得のいく姿には、なっていきたいですね。

言葉ではなく、行動を重視する。

2月4日から1年間、
新しいバイオリズムが始まります。

それを直感で感じたのか
昔の人はその前日を「節分」として
過去の嫌なことは振り払い、
未来の期待感を自分に取り込もうと
「鬼は外、福は内~。」という風習を作りました。

その理にかなった行動に
「先人たちはすごいな。」といつも感心します。

ちなみに私は今日からから
大きな区切りを経て、
新しい上昇していく流れになるそうです。
体には気をつけて、頑張ります。

(溝口耕児先生のバイオリズム理論でいくと、
私は今日から「種」の1年が始まります。
楽しみです。)

今日は、そんな行動の大切さを、
人間関係、対人関係において
大事だなと思うお話を書きたいと思います。

以前、本で読んだのですが、
中国人は、言葉を信じず行動を重視するのだそうです。
日本人は謝ることに一定の評価がありますが、
中国人は言葉で謝っても「言い訳」と受け取り、
行動が伴って、はじめて許すそうです。

ドライな考えと思いつつも
実際、その通りだなと感心しました。

「すみません。」とか
「もうやりません。」とか反省の言葉を聞いても、
繰り返し同じミスが続くことがあることを思えば、
これは言葉を信じたから起きていると気づきます。

そこに行動が伴うことが大事だと思うのです。

個人的に
1年間かかって失った信頼を取り戻すのは、
きちんと約束をそれから1年間守り通して、
初めて相手は許してくれると思っています。

人間関係、対人関係が
うまくいかなくなってきたときは
「相手の言葉だけを信じて、
行動を見ていないことが多いのでは?」
と思えたら、「ハッ」と何かに気づけるのでしょうね。

厳しい感じもしますけど、
信頼される人は行動(結果)が伴う人なのは
いつの時代も変わらないですから。

なので、私も
体に気をつけて頑張りますと書きましたが、
行動にも気をつけて頑張ります(笑)!

4つの言葉を大切にしたい。

よっぽど去年はいい事をしてこなかったのか
この3連休も体調不良で寝込んでました(笑)。

高熱が出てすぐ下がったと思いきや
それからずっと喉が痛いです。

御飯を食べても痛い。
熱いコーヒー飲んでも痛い。
冷たいお茶を飲んでも痛い。
咳払いなんかしたら動けなくなるくらい痛い。
唾を飲んでも痛い。
「モウドウニデモシテ・・・。」状態です。

連休明けの今日、朝一で病院行きました。
9時~診察なのですが8時過ぎに向かうも2番目。
9時には20人以上来られてました。
寒い中、並んで診察してもらい、その後、
38.5℃の熱ある娘(小1)を病院へ。

私は溶蓮菌感染症?娘は感染症の風邪?
来年は年明け早々寝込まなくてもいいように
今年は真面目にいいこといっぱいしようと誓った親子です。

さて、私は小3と小1の娘を持つ父親なのですが、
奥さんもフルタイムで働いていることもあり、
家事や子育ても協力し合っています。

最初はそうでもなかったのですが、
気がついたら朝御飯とお弁当は私の担当といった流れになってます(笑)。
「恐るべし、嫁!」と思いつつも楽しんで作ってたりします。

今日は始業式で給食無いので
嫁と長女はお弁当でしたので、
冷蔵庫にあるものでお弁当は作りました。

(ちなみに今日のお弁当)

子育ても  みなさんから
「娘さんは2人ともいい子ですね(親馬鹿)♪」と言われるので
ボチボチやれているかな?と思っていますが(自画自賛)、

先日参加した研修で、参加された方に
子育てはどんなことに気をつけていらっしゃいますか?と聞かれたとき
「ありがとう と同じ数だけ
ごめんなさい が言えるような人生を歩んでね。」と
育てていますといった話をさせてもらいました。

「一般的に何かをしてもらったら
『ありがとう』と言うようにみなさん育てられますが、
自分にとっていいことしてもらったら
ほっておいても ありがとう って言うように思います。
誰かに何かをしてあげた数だけ
誰かに何かをしてもらうのが人生なら
ありがとう と同じ数だけ ごめんなさい がいえないと
いけないように思っています。」と言って
特にご年配の方(失礼)に賛同してもらったのですが、
すみません、これはネイティブハワイアンの「ホ・オポノポノ」って
考え方の受け売りなんです(笑)。

でも、とてもシンプルな考え方なんですけど
人生を、人付き合いを素敵なものにするヒントだと思っています。

それはとても簡単。
4つの言葉を実際に口にすることで、
自分自身を、
今日一日をクリーニングするのです。

その4つの言葉はこの4つ。

Thank you (ありがとう)
I’m sorry   (ごめんなさい)
Please forgive me  (許してね)
I love you  (愛してる)

私が思うに、ポイントは
素直に「ごめんなさい」と「許してね」が言えるかどうかですね。

人間関係でここをきちんと言えない人とつきあうのは
本当に疲れます。
特に親や上司、先生といった上の立場の人が「ごめんなさい」が言えず
言い訳や逆ギレが多い場合は本当に傷つきます。

(個人的に親分って、優れてるからなれるっていうより
悪いときにきちんと「ごめんなさい。」がいえる人だからこそ
ついていけるし、許せるように思います。)

でも、逆を返せば、
この4つの言葉が丁寧に言えるだけで
人生の達人になれるようにも思うのです。

家族でも友人関係でも一緒ですね。

ちなみにうちの奥さんは
とても綺麗に「ごめんなさい。」が言える人です。
その姿勢にいつも感心し、尊敬しています。

なので、私はお弁当作り係に
自ら志願しているのかもしれません(笑)。

娘に「ごめんなさい。」が綺麗言えるように言ってるので
自分もきちんと言える父ちゃんでい続けたいと思っています。

もし、大切な誰かと行き違いがあったりしたら
この4つの言葉を伝えてあげてください。

我が家はきちんと言ってるので、
家族仲良しというか 夫婦仲良しというか
その結果、見事なまでに尻に敷かれているような気がするのは
気のせいと思う今日この頃です。

※長いお話にお付き合い頂きありがとうございました。
次回はたぶん、短く書きます(笑)。