親しき仲にも礼儀あり

ネットを見ててある記事を読みました。

その記事は、
さわぐちけいすけさんという方が書いた
「夫婦が仲がいい秘訣」のマンガの紹介。

私は初めて知ったのですが、
このマンガ、有名なんですかね?
読んでて、妙に納得したので紹介がてら
記事を書きたくなりました。

さわぐちさんが書かれている内容は、
夫婦が仲がいい秘訣はいろいろありますが、
一例でいうなら「妻は他人である。」
ということを絶対に忘れないといった話。

友達でも恋人でも言えますが、
永く関わる特別な他人だからこそ
礼節を重んじ丁寧に接した方がいい。

そんなことが書かれてありました。

言われたら当たり前のことなんですが、
これってうまくいかなかった人間関係で
すべてに共通する話で
意外とできていない事が多いですよね?

夫婦間で旦那さんが奥さんに
「誰のおかげで飯が食えると思ってるんだ?」
みたいなこと言ったらダメですよね?
(個人的には、主人がこの台詞を言ったら、
奥さんが「私と仕事、どっちが大事なの?」
って台詞を言ったら
その関係はもうダメだと思ってます。)

親子間で親が子供に
「子どもが反論するな!
俺の言うとおりにしたらいいんだ!」
みたいなこと言ったらダメですよね?

学校で先生が生徒に
「お前たちは俺の言うことを聞いてたら
いいんだ!」みたいなこと言ったら
ダメですよね?

会社で社長や営業部が他の部の人間に
「俺たちがお前らを食わしてやっている。
黙って言われたことやってろ!」
みたいなこと言ったらダメですよね?

こういった言葉の裏には
相手に対する敬意が
全く感じられないんですよね。

そりゃ、うまくいかないはずです。

そもそも
家族であれ、
学校であれ、
会社であれ、
組織の中では
誰もが誰かに助けられているわけで
そこを勘違いした人が
いつも誰かを傷つけて、
いつもうまくいかなくなります。

そして、誰かを傷つけてきた
加害者側の人間が、
相手に正論で反撃されたとき
急に被害者側になったりするので
もう収拾がつかなくなります。

でも、これって本当よくある話です。

相手が誰であれ
うまく関係を続けたいのなら
「親しき仲にも礼儀あり。」
ということをいつも
心がけておかないといけないですね。

以前にも書いたことありますが、
親しい仲だからこそ
「ありがとう。」と「ごめんね。」が
綺麗に言えないといけないわけです。

今度の5月10日で
奥さんと結婚して10年になります。

「ごめんね。」と謝るほど
今、悪いことしてないので(笑)、
「ありがとう!」と言っておきます。