「マニュアル」の重要性

コロナ騒動は、
まだまだ収まりそうもありません。
先日、9時台の新幹線に乗りましたが、
乗った車両に乗客は私だけ(!)。

もちろん新神戸、新大阪からは
乗ってこられましたが、
4分の1も埋まってませんでした。
この時間帯は70%くらいの乗客が
いつも乗られています。

新幹線が止まったりしないか
心配になってきました。

マスク、うがい、手洗い・・・
(手洗いは1日10回以上してます。)
そして、免疫力を下げない様に
早寝して体力温存、体力充電して、
毎日を過ごすように気をつけています。

仕事であれスポーツであれ
なんでもチームでやっていることって
議論して訂正したほうがいいことや
やり方を改善したほうがいいことが
たくさんあったりします。

当事者目線でなく第三者的目線で
詳しく話を聞いていくと
改善、解決することは
結構、簡単にできるのでは?と
思うことが多くありますが、
なかなかスムーズにいかないことも多数。

頑なに「できない」っと
言われてしまうことも多いです。

傍目に見て
「そんな難しいことではないのに?」と
思いますが、なかなかできない。

「なんでだろう?」と思っていますが
最近、スムーズにいかないことって
理由が同じだなって思うようになりました。

その理由は2つあります。

1つは「リーダーが
こうでなければいけない。」って
思いこまれていること。

もちろん、理念やミッションを
そんなに簡単に変えてはいけないとは
思っていますが、
どうやってやるかの手段や方法に
こだわることもないように思います。

昔はどうだったかもしれないけど
やり方は時代で変わって当然。
「何」を変えてはいけないけど
「どう」は変えたほうがいいですから。

何百年続いた和菓子の老舗ですら
実は砂糖の量を変えたりして
時代に対応しているのですから
やり方に執着して
成果が出にくくなっているのなら
変えてみる勇気次第な気がします。

そして2つ目。
これが結構面倒くさい問題(笑)。

それは「チームの誰かが
自分の立ち位置を守るためか
その人でなければできないように
情報や作業を独占化して流れの一部を
ブラックボックス化していること。」

自分の立ち位置を守りたい気持ちが
変な形で出ている結果?

本来、業務や作業は
誰でもできるように標準化していかないと
問題点、改善点すらわからず
どんどん滞ってきます。

何よりそうしていかないと
その人が退職、休養になったとき
とたんに困ります。

そして、自分でなければ
仕事ができないようにする人に限って、
業務外や休日などに起きる
緊急な電話とかにも出ない人や
対応すらしない人が何故か多いので
本当に困ったものです(苦笑)。

きちんと休日を楽しんだり
業務外はゆっくりしたい人こそ
情報ややり方をオープンにして
誰にでもできる業務にしないといけないのに、
していない人が多いのが現実。

後から言ってみても仕方ないですから
最初から「誰かだけしかできないような
ブラックボックスを作らない。」ことを
チームのルールにして
最初に伝えていないといけません。

それをあらかじめ文言や図で形付けたものが
「マニュアル」というのなら
やっぱり大事だと言わざるをえません。

マニュアル化を否定的に言う人もいます。
対人対応においては特にその傾向が強い。

と言っても、事前に言葉やルールにすら
できていないような大事なことを
個人の力量まかせにするのも危険ですし、
そもそも何に基づいて改善したらいいのか
根拠が何かわからないので
できるはずもないのではないでしょうか?

リーダーには柔軟性を持ってもらいたい
思いもありますが、
まずはマニュアルを作って、
ブラックボックスを無くすことが先決。

いつも個人の感情次第で
トラブルが起きてめんどくさいので
マニュアル作りに取り組めたらなと思います。

もちろん我が家にも
マニュアルらしきものがある為か
とても平和な毎日です。

私が家にいるときは、
朝御飯とお弁当を作り、
洗濯をして、ゴミ出しをして、
掃除もして、子どもたちの宿題も見て、
晩御飯も作って、お風呂を貯めて、
子ども寝かしつけて、洗濯物をたたんで、
夜は力尽きるまで家事するだけで
我が家は毎日、平和です・・・・・・・・・。

ご参考にしてください(笑)。