食事をするときの会話

2月は、なんだか慌ただしい毎日です。
そんな書き出しをすることで
最近、ブログ更新をしていない言い訳を
しれっとしてる森下です・・・(笑)。

今日、2月24日は長女の誕生日。
11歳になりました。
あっという間に大きくなります。
今晩の晩御飯は、
長女の大好物の唐揚げと揚餃子を
大量に揚げるミッションを
奥さんより指示されています。
頑張ろうっと♪

先日読んだ本に書いてあった話に
妙に納得したお話。

日本マクドナルド創業者の藤田田さんが
書かれた「ユダヤ商法」なる本を読んでました。

お金儲けにとてもシビアなユダヤ人の考え方。
納得することもビックリすることも
いろんなお話が書かれていました。
その中で面白いお話が書かれていました。

ユダヤ人に「人生の目的は何だ?」と
聞かれた藤田田さん。
当然「金を儲けること」と思っていたら
答えは予想外にも
「おいしいものを心ゆくまで食べること。」

「それでは、人間はなぜ働くのだろう?」
と聞くと、ユダヤ人の答えは
「人間は食べるために働くのさ。
働くためのエネルギーをつけるために
食べるのじゃあないよ。」
と答えられた話。

なんとも興味深いお話でした。

そんな考えのユダヤ人なので、
ユダヤ人は食事の際には
戦争や宗教の話と並んで、
仕事に関する話は絶対にしてはいけない
暗黙の掟があるのだそうです。

昔、一緒に食事をしたくない人がいました。
どれだけ美味しいご飯を食べれるとしても
全然、一緒に行きたくないんです。

今、思えばその人は、
いつも仕事の話ばかりの人でした。
なんなら食事してるときの
会話のほとんどが説教タイム・・・。

どれだけご馳走食べても全然おいしくなく
嫌だった理由がわかり、妙に納得しました。

でも、こうしたことって
結構多いように思います。

例えば、去年年末によく見かけた
職場の忘年会をスルーするといった話。

社会人として組織人として
そういったコミュニケーションの場を
全て否定するような話もいかがなものか?と
いった思いもありますが、

もしその場の話が仕事の話ばかりだったり、
立場の弱い人たちに何かと
攻撃だけするだけの機会でしかなかったのなら
そもそもそんな楽しくない場は
嫌でしかないわけです。

そうならないような空気づくり、場づくりに
取り組まない限りどんどん
コミュニケーションの機会が無くなりますよね?

食事中に仕事の話はしないぐらいの
心の余裕はもってほしいものだと
書かれてましたが、
仕事のパートナーであればあるほど
逆にそう心がけないといけないのかも
しれないと思いました。

奥さんといつも話すことなのですが
「楽しいことや嬉しいことは
何を食べるかでなく誰と行くか。
どこに行くかでなく誰と行くか。」
そう思っています。

嫌いな人と最高級の肉を食べても
美味しいってそれほど思わないけど
好きな人と安物の肉を食べても
美味しいって思うよなって話。

毎日の生活のパートナーである家族と
一緒にご飯を食べるときは
その1日であった楽しかった話を
しながらみんなでワイワイ食べてます。

たまにはご飯の前に娘達を怒ることは
ありますが、食事の前には小言は終わって
なんだかんだとおしゃべりして
晩御飯を楽しみます。

一生懸命お話してくれる娘たちを見ながら
お酒を呑んで楽しく酔っぱらう
そんな父親をしています。

でも、そんな晩御飯が
一番幸せだったりします。

とは言え、忙しい日本人ですから
三食全てとは言えませんが、
晩御飯くらいはゆっくり楽しみたいですね。

今日は長女の誕生日。
修行僧のごとく
唐揚げ、餃子を揚げ続けたら(笑)
後はビールでも呑みながら
家族4人で楽しくご飯を食べて、
ユダヤ人の如く、人生を楽しみたいと思います。