パクったものをいかに自分のモノに仕立てて人前で出すか・・

お笑いなんて誰かに教わるようなモンじゃない。
最初から全部お笑いがわかっていて、
なんでも出来ちゃう天才なんていないもん。

笑いの神なんて言われる芸人だって、
最初は誰かのパクリ。
面白いヤツを見て、
「この人、面白いな・・・。」
「こういうのを俺もやってみたいなァ」
憧れからその人の芸や漫才をパクって真似して
自分のモノにしていくわけ。

パクったモノをいかに自分のモノに仕立てて 
人前で出すか・・・  それがお笑いよ。


漫才コンビ おぼんこぼん さんの本
「東京漫才」の読み始めに書いてあった
おぼんさんの言葉。
開始早々、胸に刺さってきました(笑)。

今までに読んだ本に書いてあったり
誰かに教えてもらった知識を
より具体的にその人の言葉で触れた時に
胸の中で大きく刺激を受けます。

これってジェームスWヤングさんが
書いた有名な本「アイデアのつくり方」に
書かれている言葉
「アイデアとは既存の要素の
新しい組み合わせ以外の何ものでもない。」
これの具体的な話に他ならないわけです。

その道を極めようと精進している人や
実際に挑戦して経験を積んでいる人、
成果を出されている人の言葉って
本当、わかりやすくて沁みてきます。

スポーツ選手であれ、実業家であれ、
芸術家であれ、歌手であれ、芸人であれ
その道を極めた人や
極めようとしている人から
滲み出てくる言葉は
本当、素晴らしい気づきを与えてくれます。

ここ数日は半身浴しながら
オール巨人さんの漫才論を読んでいますが、
次は作詞家 阿久悠さんの本を読んで
ゴツゴツと刺激を受けようと
一人で企んでいる5月の終わりです。