区切りをつけることの大切さ

歳を重ねてきたからか
世の中の流れを見てからか
最近、区切りをつけることの大切さを
しみじみ思うことがあります。

時間の流れはずっと繋がってはいますが
やっぱりところどころに節目はあります。

子どもの頃は小学校、中学校、高校・・・と
こちらから気にせずとも節目がありますが、
大人になって結婚し子どもが生まれ
家を建てたりしたら子どものこと以外は
もう節目がなくなってきます。

でも時間の流れは
区切りをつけていかないと
やりたいことも
やらないといけないことも
なんとなくなし崩し的になり
曖昧になってしまうことが多いと思うのです。

物事が達成できる人、
成果がきちんと出せる人、
要は人生楽しく生きてる人って
こういった節目をきちんと作り
いろんなことの〆切を明確しています。

「区切る」と言う言葉は
「けじめ」という風に言い換えたほうが
ニュアンスは伝わるかもしれません。

コロナなどの時代の流れもあり
特に冠婚葬祭は華やかにしなくなりました。

結婚式や披露宴はしないことも多く
葬式も家族葬でされることも増えました。

もちろん形式はどんな形でもいいと思います。

でも披露宴などしなくても
せめて2人だけでいいレストランに行ったり
近場でも新婚旅行に行ったりして
ここから結婚しますと区切りがつけられる
そんな機会は手を抜かずにやったほうが
その先の人生は覚悟が決まるように思います。

〆切を決めるということは
区切りをつけるということ。

区切りをつけると言うことは
けじめをつけるということ。

けじめをつけるということは
覚悟を決めるということ。

昔、住宅営業をしてたとき
結果的に家を買うことができた
お客さんに共通してたのは、

お金をたくさん持っていたわけでも
収入が高かったわけでも
土地を持ってたわけでもなく
「買う」と覚悟を決めた人でした。

生きていく中では
他にもいろんなことでそう思いました。

とすればやっぱり有意義な毎日を送るには
覚悟することは大事で
そのためにはまず人生に、時間の流れに、
きちんと「区切り」をつけることが
大切なんだと思うのであります。

誕生日でも記念日でも我が家は
家族でお祝いすると決めています。

それが本当によかったかどうかは
先にならないと実感することは
できないかもしれませんが
悔いは残らないだろうなとは思っています。