完璧主義の罠に落ちないために・・・

自分が若い頃に仕事であれ何であれ
うまくやれなかった最大の原因は
未熟なくせに完璧主義者だったことなんだと
最近身に沁みて思う事が多く
また反省することも増えました。

①机で考え抜けば最適解を得られるという誤解
②失敗することの恐怖 が
この2つが完璧主義者が陥る罠なんだと
マシューサイドさんが書かれた
「失敗の科学」という本で知り妙に納得。
(今回の記事はこの本から学んだ
いろんなことを抜粋しています。)

完璧に仕上げるまで誰にも相談しないと決め
何日もかけた挙句、結果60点位の出来にしか
ならない経験を何度となくしているのに
そのうまくいかない方法をやり続けてしまう。

試作品レベルの早い段階で他人に見せ
意見をもらい修正していく。
間違いを素直に認められないことが
一番の遠回りなことに気づくのに
なんであんなに月日がかかったのだろう(笑)?
本当、反省します。

ましてや他人からのアドバイスを
何でもっと素直で前向きに聞けなかったのか…

新しい発明は科学的な知識からは生まれず、
実践して経験したことからでないと生まれない
と聞いて頭の中が整理できました。

要は、そのことをやったことのない人からの
アドバイスはさておき、
何度となく経験してきた人からのアドバイスは
もっと耳を傾けたほうが
いっぱい気づきがもらえたはず。

これから時間をかけて
満を持して失敗を体験していくのも
成長のためには大切なのかもしれませんが
もうその道を通った先輩から
成功談はもちろんのこと
失敗談を聞けるのは本当、貴重な経験です。

アメリカ第32代ルーズベルト大統領夫人が
こんなことを言われています。
真の無知が知識の欠如ではなく、
学習の拒絶であるのなら
この言葉にもっと若いうちに出逢って
腑に落ちていたかったです(笑)。

大統領夫人のありがたいお言葉はこちら。

「人の失敗から学びましょう。
自分で全部経験するには人生は短すぎます。」

先週49歳になった今、
本当、身に染みるお言葉でした・・・。

追伸
先週の誕生日には
本当たくさんの方からSNSはもちろん
メールや電話、カードをもらいました。
何歳になっても嬉しいものです。
ありがとうございました。