「どうにもならぬ事など何もなかったのです」

コロナ緊急事態宣言も1ヶ月延長。
そう言えば、ちょうど1年前の今頃は
マスクの売り切れが始まったくらい。
1年経ってもこんな状況が続いてるとは
思ってもいませんでした。

オリンピックもどうなることやら…。
今更ながら一日も早い決断と対応を望みます。

こんな情勢なので友人たちも
メールや電話で連絡を取り合うくらい。
なかなか景気のいい話も少なくて、
お店をどうしていこうかなんて話になりますが、
元気だけは出してやっていこうって結論で
いつも会話は終わります。

先日、ふと聴きたくなって
仲井戸CHABO麗市さんのCDを聴いてました。

CHABOさんは
RCサクセションのギタリストで
故、忌野清志郎さんの盟友。
かれこれ30年間の私のアイドルの一人。
70歳になった今でも
精力的に活動をされています。

「ガルシアの風」という曲があるのですが
その曲にこんなフレーズがあります。

聞きようによっては究極の開き直りにも
聞こえなくもないますが(笑)、
どうしようもないことを
いつまでも悩み続けても
どうもできないのなら
その事実を見ないフリするのではなく、
受け止めた上で大人は
乗り越えないといけないなと
改めて気づかさせてくれます。

そう言えばブルーハーツも
似たようなことを言っていたな・・・。

どうにもならない事なんて
どうにでもなっていい事・・・。
ブルーハーツ「少年の詩」より

自分なりの答えを見つけようと
誰もがいつも答えを探し続けていますが、
結局は答えはどこかにあるのではなく
自分で作り出すものだと気づきます。

そんな時、答えはさておき
いつの時代も 気づくヒントは
本や音楽、映画、絵、劇など
芸術や文化の中にあると思ってます。

本屋やCDショップ、映画館、
美術館、博物館、演芸場などはもちろん
思い出の景色を見にあの場所に行くこと等
そんな機会こそ今、大事だと思っています。

コロナが落ち着いてそんな機会も
1日も早く元通りになりますように・・・。

ガルシアの風youtubeで貼り付けておきます。
よかったらどうぞ。