話が面白い人

令和になって1年経ちました。

令和になった時に1年後、
世の中がこんな急ブレーキがかかり、
大幅な軌道修正が要求されるとは
夢にも思っていませんでした。

慌てず焦らず、こんなときだからこそ
しっかり地に足をつけて
一歩一歩進んでいきたいと思います。

今日のテーマは、
「センスは知識量」ってお話。

才能があって簡単にやっていそうな人も
裏ではかなり勉強して知識を増やし、
たくさんの経験を経て失敗もします。

例えば、イチロー選手なんか
ずば抜けた野球センスがあるから
天才的なバットコントロールができ、
守備範囲も広いって思ってしまいますが、
youtubeをみても本当、
知識と経験に基づいた勉強家で
もの凄い練習量を積まれているのがわかります。

ちなみに私は常々、
話が面白い人は「知識の引き出し数」が
多いことが第一だと思っています。
これも意味は似ていますよね・・・。

一般的には
会話の「間」がいい人や
頭の回転が速く切り返しが上手い人などが
センスある人って思われがちです。

他にも、話し声の音量が、
そのタイミング、シチュエーションで
もっとも適切な音量で話せたり、

返事する瞬間に頭の中で浮かんだ
いくつかの言葉の中から
一番適切な表現を一瞬で選べることなどの
技術的なこともセンスですけど、
(大喜利なんかまさにこうですよね)
やっぱり「知識量」がある人が
会話が面白い人の前提と思います。

テレビでもyoutubeでも見てたら
専門家が話す面白い番組って、
話しているお話の「知識量」と「経験」が
本当に際立ってます。

もちろん話し方や表現方法が上手いから
面白い人もいるのですが、
だからといって話す内容が薄っぺらかったら
ずっと話を聞きたいとも思わないわけです。

誰しも自分のセンスを磨きたいと思うわけで
それにはやっぱり勉強と実践は大事ですね。

センスがないから俺には無理、
センスがないから頑張っても無駄って
本当、言い訳にならない。
それは勉強不足なだけだから。

と言っても、いくら知識量や
情報量が多かったとしても
やたらと言葉が上から目線で
まるで神様になったのかのような話し方では
一定数以上の人からは避けられてしまいます。

これって本当もったいないですよね?

結果、独りよがりになって、
いずれは信者しか残らなくなります。
こういった人ほどもっとたくさんの人に
いろんなことを伝えてほしいですから。

会話が面白い人というか
言葉にしてみんなに伝えていく人は
話したり、教えたりすることのセンスの中に
「謙虚」って言葉も「知識量」の次に
必要なんだろうなと思いつつ、
まだまだ未熟な私はまずは
知識量を増やしていくことにします(笑)。