言い放たれた言葉は消えない。

2月になりました。
1月が、あっという間に終わった感じです。

こうして1年がすぐに終わっていき、
また一つ歳をとっていくのでしょうね(笑)。

先日、報道された明石市市長の暴言騒動。
もちろんこの市長の発言は
許されるべきものではないですが、
一部だけを切り取って報道されていることや
2年前?のことなのに、
市長選挙の直前に騒ぐあたりにも
別の悪意が見え隠れして
なんか見てて釈然としなかったりします。

とはいえ、この市長の発言もかなりのもの。
辞職されましたが、これは仕方ないですね。

このニュースを見てたとき
ちょうど読んでた本に書いてあった話と
内容がよく似ていたので、
その話を書きたいと思います。

先月は、本を10冊ほど読みました。

本屋で見かけて面白そうだなと手にした本。
気軽に読めそうなので
ちょっとした時間つぶしに読もうと
「アフリカのことわざ」って買っていました。

その中にこんな
アフリカのことわざがありました。

「口論はやがて終わるけれど、
言い放たれた言葉は消えない。」

今回の明石市市長の話が
まさにこの通りと思います。

口にした言葉が武器となり相手を傷つけ
それはもう取り返しがつかない。

相手に敬意があれば
話し言葉一つにも注意を払い、
相手に伝えようとするわけですから
立場が変わるほどに、
より丁寧さが必要になります。

自分自身にも戒めて気をつけたい話です。

でも、こういった ことわざ って
「言いえて妙!」ってやつが
たくさんありますよね。

他にも面白い
アフリカのことわざ があったので、
いくつかご紹介させて頂きます。

「人はヤシ酒のよう。
若いときは甘いけれど強さに欠け、
成熟すれば強いけれど、どきつい。」

「あなたを苦しめる煙は、
あなたがこしらえた焚き火によるものだ。」

「シマウマを追っても
必ず捕まえられるわけではないけれど、
捕まえた者は追っていた者。」

「ゾウたちが戦えば、苦しむのは草たち。」

「船長だからといって
船員であることを忘れるな。」

「おしゃべりでみっともないことが3つある。
ここぞというときの前に言う、
言うべきときに言わない、
あとになってから言う。」

「ラクダは重い荷物には耐えられるが、
縛り方の悪いロープには耐えられない。」

などなど。

読んでて胸にグサッ!と
刺さる ことわざ も多いですね(笑)。

もし、他にも知りたかったり、
ご紹介した ことわざ の意味を深く
知りたい方は是非、購入して
読んでみてください(笑)。