素直に感情をだせること

「暑さ寒さも彼岸まで・・・」とは
よく言ったもので、酷暑だったのが
嘘のような気候になりました。

朝晩の冷え込みで風邪ひかないように
気をつけたいと思います。

今回は、家族のお話。
昨日は夕方まで仕事をしてました。
夕方から家族揃って
初めて映画に行きました。

奥さんは子ども達と
3人で何回も行ってますが、
私は家族で初めての映画でした。

観にいった映画は
「パパはわるものチャンピオン」

小2の娘、志保が小説で読んで
面白かったので映画も見たかったらしく、
リクエストされての実現でした。

家族揃っての初めての映画は
左に志保、右に小4の長女、智美と
娘達に挟まれ至福の父ちゃんポジション♪
映画もとても面白かったです。

偏見もありがちなプロレスですが、
映画はプロレス愛があり、
ストーリーのベースもプロレスに
沿ったものだったように思います。

ところどころに出てくる
プロレスファンが溜飲を下げる
台詞も小出しであり、楽しめました。

後、奥さんから噂に聞いてた
感受性豊かな娘達が可愛かった。
特に次女、志保の素直な感情には
驚きつつも笑っちゃいました。

途中からハンカチを目にやり始め、
主役の息子がイジメられるシーンでは
早くも大号泣。
前に座られてたご家族のご夫婦が
何事か?と振り返る始末(笑)。

手を繋いでなだめてたら
声を押し殺し、ハンカチを噛みながら
横山たかし、ひろしの漫才ばりの号泣。


(本当にこんな感じで
ハンカチを咥えていました(笑)。)

ハイライトのシーンでは
志保は当然のように本日3度目の大号泣。
右横でも小4の智美も大号泣。
その向こうの母ちゃんもホロリ。

ちなみに周りは誰一人泣いてなく、
そもそもそんな泣く映画じゃないのに。

その娘たちの姿(特に 志保)を見て
可愛くて、ずっと笑ってる父ちゃんでした。

映画館を出て手を繋いで
歩いてたら志保が
「父ちゃん、
いっぱい笑っていっぱい泣いたら、
志保 お腹すいたわ。」と生き物として
至極、真っ当なことを呟いていました(笑)。

そのとき親として、大人として
素直に正直に感情が出せる娘達が
スゴイなと感心しました。

大人になると
気恥ずかしさや人の目もあり、
自分の感情は素直に出せなくなります。

もちろん、怒りを
ストレートに出すことは
いいことばっかりとは
言えないかもしれません。

でも、喜びや悲しみを正直に出せること。

何より正直、素直に
感情を出してもいい相手の前では
そうやって喜び、悲しみをだせることは
羨ましく、人間として健康だなと思いました。

最近は口ごたえもしますし、
反抗もしてくるようになりました。
でも、親馬鹿ですが、
いい感じで大きくなってきてくれてるようで、
嬉しい気持ちにもなりました。

映画館を出て帰り道、
空を見あげたら、キレイな満月でした。

私はひねくれてて
感情を素直に出せない子どもだったと
遠い昔を反省しつつ、
娘たちと手をつないで帰った
そんな9月の1日でした。