好きなことより得意なことを大事にしてみる考え方

例えば、仕事を選ぶとき
好きなことで選ぶのがいいか、
得意なことで選ぶのがいいか。

人それぞれ基準は違うでしょうし
どっちが正しいかって話でもないですが、
私は得意な方で選んだ方がいいと思っています。

それがお金なのか、名誉なのかはさておき
望ましい結果は得意な分野の方がでやすい。

好きなことやれたら結果はどうでもいい。

そう言う人もいるでしょうが、
お金はそれなりにもらえた方がいいですし、
周りからも自分自身からも
認めて欲しいのが本音だとすれば、
いい結果は出たほうが越したことはない。

ご飯も食べていかなきゃいけないし、
子どもがいれば学校にも行かさないといけない。
たまには旅行にも行きたいし、
今月は何かと物入りなんだよな・・・。

得意なことで結果を出してから
やりたいことやるお金を貯めて、
やりたいことやるチャンスに出逢って
それで挑戦出来たら好きなことも
存分に味わえるような気もします。

世の中には親の財産受け継いで
苦労なく若いうちから勝負できる軍資金を
持っている人もいますけど
そんな人は ごく少数とすれば、

まずは自分の得意なことで
周りからも自分自身でも認めてやってから
チャレンジするしか
好きなことを好きなだけできないわけです。

以前、何かで読んだのですが
好きなこととと得意なことをあわせたものが
やりたいことなんだって話がありました。
グサッと胸に刺さって今も残っています。

記憶違いだったらすみませんけど
こんな話もありました。

やりたい音楽をやりたいけど
日本ではおそらく受け入れられないから
存分にやることができない。
それなら売れる曲?を作って結果出して
周りにも存在を認めさせ、
やりたいことやるお金もチャンスも
手にしてから自分のやりたいことをやろう。

そうしていい曲が書けると言う得意なことで
ヒット曲を書き結果を出して
やりたいことやる体制を整えて
海外での活動を始めて今に至る
久保田利伸さんの話は
まさにこれって感じがしました。

私も自分自身で
得意なことってなんだろう?
好きなことってなんだろう?
そしてやりたいことって何だろう?って
考えた時になんか自分なりの生きていく道が
ぼんやりながらも見えたような気がしたのが
35歳の頃だったような気がします。

遅かったのかもしれませんが(苦笑)。

でもそう思えた時に全ての分野で
自分ができなければいけないのではなく
各々が得意な分野を自覚して発揮したとき
チームは活性するのかなと気づけました。

今年50歳になります。
本当に一線でやれるのは後10年としたら
遠回りしながらも自分で気づけたことを
色んな人に伝えられることができたら
私自身もやりたいことが
できるような気がします。