海賊がどうして成功したか・・・

今年の梅雨は雨が続いています。
全国で大きな災害が起き、
多数の死者、避難された方がでています。
みなさん、気をつけてください。
1日も早い復旧をお祈り申し上げます。

先日、知って納得したお話。

人間関係を良好に継続するために
「信頼」や「協力」が重要なのは、
子どもでもわかる話ですが、
大人の自分が本当にそれを理解して
日々の人間関係で
実行できているかと言われたら
できていないかも?と
思ったりした先日の昼下がり(笑)。

卑怯な駆け引きしてみたり、
ささいなことだったとしても
相手を顧みない自己主張をしていないか?
自分の行動を見直してみました。

ちなみに無法者でもギャングでも
生きていくためには
「信頼」と「協力」の重要性は
知っていて接していたようです。

なかでも驚いたのは、
乱暴者に見える海賊が
どうして長きに渡り成功したかと言ったら
一番の理由は、
手下を丁重に扱っていたからそうです。

実は海賊の社会は
かなり民主的な世界だったらしく、
成果を出せば報奨金を出すし、
ケガをしたら手当てを出して補償し、
報酬ですら船長も船員も大差なく
分けあってた模様。

「もっと野蛮ではなかったの?」
「もっと上の人は偉そうではなかったの?」

そう勘違いしている人が多いでしょうが、
実際はとても大事にしあっていたようです。

ちなみに海賊の
荒っぽくて野蛮なイメージは
あくまでマーケティングに過ぎず、

いちいち戦ったり、
恐れてもらったほうが手っとりばやく
仕事が円滑に進む。

お金も戦力も余分に消費せず、
成果が出せたから楽に運営できた。

だからそんなイメージ像を作ったと聞いて
あまりにもの巧妙な戦略としたたかさに
ちょっと笑ってしまいました。

歳をとっただけで、
役職があがっただけで、
運がよかっただけで、
自分が偉くなったと勘違いしていないかな?

それが事実で
実際 偉くなっていたとしても
それが勘違いで
ただ偉そうになっていただけだったとしても
誰かを利用していいわけではありません。

成功している犯罪者であれ
利己主義は内部的に評価されないらしく、
仲間を大事にした方がうまくいくって
当たり前の話を改めて聞いたときに、
気をつけようとこっそり思った
一人のおじさんです(笑)