どう感じるかが大事

唐突ですが、私は音楽が大好きです。
最近は買うことも減りましたが
CDは何枚あるかわからないほど
数え切れないほどあります。

今年で46歳になりますが
30歳を過ぎてからは
惚れたはれたのラブソングなどより
人生を謳った曲を
自然と好むようになりました。

人生を謳った好きな曲は多いですが、
自分の披露宴でも使った
「それが答えだ!」ウルフルズ
「R&R TONIGHT」麗蘭(これがもう超名曲)
「愛燦燦」美空ひばり
「この素晴らしき世界」ルイ・アームストロング
このあたりは、ど真ん中です(笑)。

自分の葬式の出棺のときに
かけてほしいのは「愛燦燦」か
「この素晴らしき世界」なんですが、
最近は「この素晴らしき世界」を出棺のとき
かけようかと決めつつあります。
(先月までは「愛燦燦」でしたが(笑)。)

この曲はベトナム戦争への嘆きから
生まれましたが、
いつの時代も年老いていき
人生を振り返るとき
こんな感じでいたいと思わせてくれます。

歌詞は以下のような感じ。

What a wonderful world
Louis Armstrong

I see trees of green,
red roses too.
I see them bloom,
for me and you.
And I think to myself,
what a wonderful world.

I see skies of blue,
And clouds of white.
The bright blessed day,
The dark sacred night.
And I think to myself,
What a wonderful world.

The colors of the rainbow,
So pretty in the sky.
Are also on the faces,
Of people going by,
I see friends shaking hands.
Saying, “How do you do?”
They’re really saying,
“I love you”.

I hear babies cry,
I watch them grow,
They’ll learn much more,
Than I’ll ever know.
And I think to myself,
What a wonderful world.

Yes, I think to myself,
What a wonderful world.
~~~~~~~~~~~~~~
(和訳)

私には緑の木々が見える
赤いバラの花々も見える
それは私と君のために咲いてくれている

そしてひとり思う
なんて素晴らしい世界なんだと・・・

私には青い空が見える
白い雲も見える
輝き祝福された日、そして暗い神聖な夜

そしてひとり思う
なんて素晴らしい世界なんだと・・・

虹の彩りの素晴らしさ
空に可愛らしく描かれている
行き交う人々も顔をあげて見ている

私には友人たちが握手しながら
「元気かい?」って言っているのは
本当は「愛しています」って
言っているように聞こえるんだ・・・

どこからか赤ん坊の泣き声が聞こえる
彼らの成長をただ見守りたい
私以上に彼らはいろんなことを
学んでいくんだろうな・・・

そしてひとり思う、
なんて素晴らしい世界なんだと・・・

そうさ、ひとり思っているんだ、
この世界はなんて
素晴らしい世界なんだと・・・

(和訳)森下泰成

この曲を聴くたびに
こう思える人生を歩めたらと思いますが、
たまたま運が良くて
こんな人生を歩めたからとか思ったら
見誤ると思っています。

それは今から30年くらい前、
当時、高校生だった私が読んだ
ブルーハーツの本「ドブネズミの詩」に
書いてあった言葉にあります。

心に貼り付いて30年後の今も
心から剥がれないその言葉は、
こんな言葉でした。

「幸せを手に入れるんじゃない、
 幸せを感じることのできる心を
 手に入れるんじゃ。」

語尾で分かる岡山弁から
甲本ヒロトさんの言葉であると
分かるのですが(笑)、
もうこの言葉は名言ですね。

人生はいろいろあります。
楽しいことより、
つまらないことのほうが
多かったりもします。

でも、それをどう感じるのかで
人生は正反対になってしまうと思います。

どこからか聞こえる赤ん坊の声を聞いて
こう喜べる人生を送ったときに
人生終盤の答え合わせで
○がつけられるのではないでしょうか?

お金に執着する人生の人を多く見ます。

とはいえ、
「世の中の悩みの9割は実は、
お金が解決してくれる。」と言うのが
持論の私なので、否定もしません。

でも、そのお金で解決しない1割に
人々はいつも苦しむわけで、

あまりお金に執着しすぎたら
その1割を満たしてくれるのは
いつも「人」なわけなのに、
そんな人に出会えないのではなく、
そんな人に気づけないまま
時間が過ぎて愚痴ってるように思えます。

それは、もったいないです。

今日は、あいにくの雨模様ですが、
濡れている木々や雨空の中の美しさを
感じとるようにしたいと思います。

とかいいつつ、朝一で
室内に洗濯物を干しながら
「雨空」を複雑な心境で見てたのは
内緒ですけどね(笑)。

※我が家はがっつり「共働き」の家なので
炊事・洗濯・掃除はできるほうがしてます。
今日は私の当番でした♪ガハハ。